第102回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で3年ぶり9度目の総合優勝を目指す駒大・藤田敦史監督(49)と大八木…

第102回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で3年ぶり9度目の総合優勝を目指す駒大・藤田敦史監督(49)と大八木弘明総監督(67)が18日、オンライン会見をした。

11月の全日本大学駅伝ではチームが誇る4本柱の一角5区伊藤蒼唯(4年=出雲工)が区間新記録の快走で逆転優勝。さらに前回箱根7区で区間新の佐藤圭汰(4年=洛南)も故障から復帰し、役者がそろった。

主将の山川拓馬(4年=上伊那農)と帰山侑大(4年=樹徳)らも含めた最上級生は、2022年度の3冠(出雲、全日本、箱根)を知る最後の世代だ。

黄金世代に応えるかのように、11月の上尾シティーハーフでは2位に入り、自己ベストも塗り替えた次期エース候補の1人、桑田駿介(2年=倉敷)を筆頭に夏場の合宿から力をつけた下級生の急成長も今シーズンのハイライトとなった。

「誰を走らせても遜色ない走りができるチームに仕上がった。自信を持って戦えるチームになった」と藤田監督は自信を口にする。

選手層の厚さは大会屈指だろう。ただ、前回2連覇の青学大を中心に往路から激戦が予想される。

「優勝であればそれに越したことはないが、負けてもせめて3番以内、タイムで言えば(首位と)2分差以内。そういうところにとどまっておかないと復路での逆転は難しくなってくる」と指揮官。往路は主力クラスを投入して僅差勝負を展開。復路は選手層の厚さで巻き返したい考えだ。

チーム内のトップ選手の指導に当たる大八木総監督も「やっぱり5区が1番大変な区間だなと。しっかり区間3番以内に入っていれば、上位で往路が終われるんじゃないかな。やはり、往路のレースが1番大変かな」と予想する。

監督就任初年度から2年連続総合2位。今回の箱根は藤田監督にとって「三度目の正直」となる。「今回は是が非でも総合優勝を」-。過去最高戦力で悲願達成を狙う。【泉光太郎】