前回23年のWBCでは米国代表としてプレーしたベッツ(C)Getty Images ドジャースのムーキー・ベッツが現地時…

前回23年のWBCでは米国代表としてプレーしたベッツ(C)Getty Images
ドジャースのムーキー・ベッツが現地時間12月17日、来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への不参加を表明した。ベッツは2023年の前回大会は、米国代表で出場していた。
同日にドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が公式SNSを更新。米配信サービス『KICK』の番組に出演時のベッツのインタビューを公開した。
自宅のトレーニング施設内とみられる場所で、WBCについての質問を受けたベッツ。人気配信者のアディン・ロス氏から「米国代表としてプレーするのか?」と問われると「いや、そのつもりだったんだけど、無理なんだ」と打ち明けた。
「え、本当に?」と驚くロス氏に対して、ベッツは「俺の奥さんが妊娠中なんだけど、出産予定日がWBCの真っ只中なんだよ」と説明。出産に立ち会う必要があるとして、「もし俺がそばにいなかったら離婚すると言われたから」とジョークを交えながら、家族を最優先したい意向を示した。
第3子誕生予定を受け、日米ファンも即材に反応を示している。「それは優先すべきことだ」「新しい赤ちゃんおめでとう!」「健康に過ごしてほしい」といった祝福の声から、「戦力的には痛いんじゃないか?」「米国の二塁は誰が守るんだろう?」などと、大会の展望に言及するコメントも見られた。
ベッツは前回23年大会で、スター軍団の1番打者として存在感を発揮。しかし、侍ジャパンと対戦した決勝では、1点を追う9回無死一塁から、後にドジャースでチームメートとなる大谷翔平と対戦も、痛恨のニゴロ併殺。これで二死になると、最後はマイク・トラウト(エンゼルス)が大谷に空振り三振に打ち取られ、惜しくも世界一を逃した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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