フィギュアスケートのペアで愛称“ゆなすみ”の長岡柚奈(20)森口澄士(すみただ、23)組(木下アカデミー)が、アクシデン…

フィギュアスケートのペアで愛称“ゆなすみ”の長岡柚奈(20)森口澄士(すみただ、23)組(木下アカデミー)が、アクシデントに見舞われた。来年2月のミラノ・コルティナ五輪の最終選考会を兼ねる全日本選手権開幕を翌日に控えた18日、本番会場の東京・代々木第1体育館で公式練習に参加した。

不測の事態は、練習の終盤に起こった。スロー3回転ジャンプ着氷時に長岡が膝を氷にぶつける形で転倒。心配そうに森口が寄って声をかけたが、膝を抑えてうずくまった。2人リンクの外周をゆっくりと滑った後、リンクサイドのキャシー・リード・コーチの元へ。残り6分あった練習を中断し、早めに切り上げた。予定されていた練習後の取材対応は行われなかった。

ゆなすみは今年9月の五輪予選で日本の切符を勝ち取り、ペアで日本勢史上初となる複数組派遣を実現。今季のGPシリーズはNHK杯、フィンランド大会ともに4位と成長を示した。初の五輪代表切符獲得は濃厚な立場につけるが、心配な前日練習となった。

ペア・ショートプログラム(SP)は20日に行われる