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12月18日(現地時間17日、日付は以下同)。NBAは、ヒューストン・ロケッツのイーメイ・ユドカHC(ヘッドコーチ)へ2万5000ドル(約387万5000円)の罰金処分を科したと発表した。
その対象になったのは、16日のデンバー・ナゲッツ戦。ロケッツは同点16度、リードチェンジ17度を数えた激戦を延長の末に125-128で落としたのだが、その試合後にユドカHCがレフェリー陣の判定に「(自分が)長い間見てきた中で、最も酷い審判だった」と批判。
「2人の審判は本来そこにいるべきではないし、クルーチーフはまるでスターに酔いしれていたようで、判定に一貫性がなかった。もっとテクニカルファウルを取らなければならなかったと思う」
ちなみに、試合後に公開されたNBAの“Last Two Minute”(L2M)リポートで、延長に入ってから3つの誤審があり、ティム・ハーダウェイJr.(ナゲッツ)へのファウルを審判が見逃し、ケビン・デュラントとアメン・トンプソン(いずれもロケッツ)には誤ったファウルがコールされたと記されていた。
延長残り1分40秒にコールされたデュラントのファウルによって、ニコラ・ヨキッチがフリースロー2本を決めてナゲッツが5点リードとし、残り47.0秒のトンプソンのファウルでジャマール・マレーがフリースロー2本を成功させたことで、ナゲッツがリードを6点へ広げていた。
ただ、試合後に審判を批判したユドカHCへ罰金処分が科されたものの、試合結果が変わることはない。ナゲッツのホーム開催(ボール・アリーナ)だったとはいえ、3点差で惜敗したこともあり、指揮官の怒りが収まることはなさそうだ。