ドジャース山本由伸投手(27)が17日、日本プロスポーツ大賞を初受賞し、内閣総理大臣杯を授与された。NHK賞も同時受賞し…

ドジャース山本由伸投手(27)が17日、日本プロスポーツ大賞を初受賞し、内閣総理大臣杯を授与された。NHK賞も同時受賞した。

今回で55度目の開催で、野球選手の個人受賞は18年の大谷翔平投手(当時エンゼルス、現ドジャース)以来、7年ぶり15人目。

受賞後の囲み取材では、来春WBCに向けての思いも語った。壇上でのあいさつと一問一答は以下の通り。

山本は壇上でのあいさつで「このような素晴らしい賞を受賞することができ、とても光栄に思います。選考に関わってくださった皆様、本当にありがとうございます。今シーズンは、東京で開幕を迎えることができ、10月には2度目のワールドシリーズを経験させていただき、自分自身とても成長を感じられるシーズンを過ごすことができました。来シーズンはこの賞の名に恥じぬよう全力を尽くして、また頑張っていきたいと思います。本日は本当にありがとうございました」と話した。

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-率直に受賞した気持ち

本当に心から光栄に思いますし、またより一層頑張りたいと思います。

-日本プロスポーツはプロ中のプロの受賞。最初に受賞を聞いた時の思い

本当に考えてもいなかったので、すごくうれしく思いましたし、驚いた気持ちが大きかったです。

-2年連続のワールドシリーズ優勝が選ばれた理由の1つでもあると思うが、自身の思いは

2年目のシーズンで2度目のワールドシリーズ、また優勝を経験させていただいたので。本当に他にかえようのない最高の経験をさせていただきましたし、去年も経験させていただいて、さらに成長を感じられたので。またこの2度目をつなげて、来シーズンに向かいたいなと思います。

-また来年この舞台に戻ってきたい気持ちは

そうですね。本当に光栄に思いますし、本当に先ほどここでも言ったように、名に恥じぬよう頑張りたい。

-23年には侍ジャパンがこの舞台で大賞を受賞、WBCへの思い

まだ決まっていることはなにもないんですけど、前回大会もすごくいい大会になりましたし、自分自身も選手としてすごく喜びを感じたので、またあの大会でプレーできれば一番いいなと思います。

-来季はメジャー3年目、来年に向けて

今オフシーズンに入りましたけど、しっかり気を引き締めて練習し、また成長した姿をまたもっとこうすごくなった姿を、ファンのみなさんに見せられるように頑張りたいと思います。

-メジャーに日本人選手が続々と挑戦している

どんどん日本人選手が増えてきているので、なによりファンの方がとても楽しみにしてくださっていると思いますし、また最高の舞台で最高の試合が、その中で日本人の選手がたくさんいる試合が増えると思うのでとても楽しみです。

-WBCについて。疲労を心配している声があるが

練習も始めてますけど、どうでしょうね。順調にいけばプレーできると思いますし、今決まったことは本当にまだなくて、今シーズンたくさん投げたので、こういつも通り調子がこう、うまく上がっていくならプレーできるかなと思います。

-来年どんな年にしたいか

毎年自分の中で最高を更新していけたらいいなと思いますし、今年もまたたくさんいろんなことを経験できましたし、自分自身の成長をたくさん感じられたので。ますます成長した姿をファンの皆様にお見せできるよう全力で頑張りたいと思います。

-地元岡山で応援している方へ一言

本当にこうよく皆さん言いますけど、応援の力っていうのは本当にすごいもので。いつも応援の力っていうのを感じながらプレーしています。また応援していただいている皆様に喜んでいただけるよう、プレーで恩返しできるように頑張りたいと思います。

-ワールドシリーズで3勝と大活躍、疲れもあるように見えたが、その疲れはもう全て取れたのか。今はどんな調整をしているのか

ワールドシリーズまで終わり、球団の行事だったりも終わったので。11月ゆっくり過ごせましたし。また練習も無事に再開できて、はい、あの頑張っています。