ドジャース山本由伸投手(27)が17日、日本プロスポーツ対象を初受賞し、内閣総理大臣杯を授与された。NHK賞も同時受賞し…

ドジャース山本由伸投手(27)が17日、日本プロスポーツ対象を初受賞し、内閣総理大臣杯を授与された。NHK賞も同時受賞した。

受賞後の囲み取材では、来春WBCに向けての思いや現在の疲労度についても言及。WBCについては「まだ決まっていることはなにもないんですけど、前回大会もすごくいい大会になりましたし、自分自身も選手としてすごく喜びがあったので、またあの大会でプレーできれば一番いいなと思います」と前向きな姿勢を示した。

現在の疲労度については「練習も始めていますけど、どうでしょうね。順調にいけばプレーできると思いますし。今決まったことは本当にまだなくて。今シーズンたくさん投げたので、いつも通りの調子がうまく上がっていけばプレーできるかな」と語った。

山本はドジャース2年目の今季、松井秀喜(ヤンキース)以来、16年ぶり2人目のワールドシリーズMVPに輝いた。同シリーズでは3試合に登板。第2戦では先発して9回1失点で105球の完投勝利。中1日で迎えた第3戦では、延長18回までとなった試合で、登板に備えてブルペン入りする気概を見せた。第6戦でも先発し、6回96球1失点で勝利投手となった。

雌雄を決する第7戦では、同点の9回1死一、二塁から登板した。ピンチを切り抜けると、延長11回まで2回2/3を投げ、ワールドシリーズ連覇を導く胴上げ投手となった。