アヤックスで出場機会を掴み、コンディションを上げたいところだ(C)Getty Images 今年7月にアーセナルを退団し…

アヤックスで出場機会を掴み、コンディションを上げたいところだ(C)Getty Images
今年7月にアーセナルを退団し無所属となっていた冨安健洋が、オランダのアヤックスと契約を結んだ。期間は今季終了までと伝えられている。同国屈指の名門を新天地として、今後は久々の公式戦出場を目指すことはもちろん、北中米ワールドカップ(W杯)が半年後に控える日本代表への復帰も、現実的な目標になりそうだ。
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アーセナル在籍時より膝などを痛め、ピッチから離れる期間が長かった冨安は、アヤックスが“リハビリ明け”でのプレーを披露する舞台となる。選手としてのスキルはワールドクラスとも評されてきた27歳のアヤックス加入の話題は、現地で大きく報じられており、その中では、コンディション状況を問う冷静な指摘もあるようだ。
クラブ専門サイト『Ajax Life』も今回の移籍に関するトピックを配信しており、「日本代表として42キャップを誇るトミヤスは今季終了までの短期契約にサインしている。彼の加入により、フレッド・フリム監督は最終ラインでより多くの選択肢を手にすることになる」と新戦力加入を称賛している。
また、「本来であればアヤックスにとって獲得不可能なレベルの選手」と評しながら、故障歴の多さを振り返り、「度重なる膝の怪我によって成長が大きく妨げられた」などと綴っている。
その上で、現在の冨安はピッチ復帰が見込める状態であるとしながらも、「ただし、完全な試合勘を取り戻すには、チーム練習や実戦経験が必要だ」と主張。続けて、「アヤックスはアムステルダムでその機会を与える“賭け”に出ており、短期契約によって双方にとってメリットのある形になることを期待している」と論じている。
リーグ閉幕までの約5か月の短期契約を結んだことについて、同メディアは、「アヤックス側のリスクは抑えられている」とも説いており、「負傷歴を踏まえ、本当に戦力となるかどうかは今後数か月で明らかになる」と指摘。さらに、今回の形での移籍を受け、「成功例となり、クラブが再び上昇軌道に乗るきっかけとなることが期待されている」と見解を示している。
シーズン真っ只中でアヤックスの一員となった冨安。故障の回復状況や試合強度への対応など、さまざまな不安は残る。しかし、コンディションが万全であれば高いパフォーマンスが見られることも間違いない。オランダデビューがどのタイミングになるのか、関心は高まるばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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