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 レギュラーシーズンも第13節を終え、B2リーグの個人タイトル争いは激しさを増してきた。各部門で圧倒的な数字を残す実力者から、日本人選手の台頭まで、現在のリーダーズを深掘りする。

 得点ランキングは、横浜エクセレンスのトレイ・ボイドが平均27.2得点という驚異的なスタッツで首位を独走。2位につける岩手ビッグブルズのクレイ・マウンス(22.2得点)に5点もの差をつけており、その爆発的な攻撃力はリーグの大きな脅威となっている。3位には鹿児島レブナイズのアンソニー・ゲインズ・ジュニアが入った。

 アシストは、岩手の山際爽吾と福島ファイヤーボンズのケニー・マニゴールトが平均5.9本で1位に並ぶ大接戦となっている。特に日本人ガードとして首位に立つ山際のゲームメイクには注目が集まる。3位には信州ブレイブウォリアーズの土家大輝(5.7本)が肉薄しており、司令塔争いから目が離せない。

 リバウンドでは、神戸ストークスの圧倒的な高さが証明された。平均11.4本のヨーリ・チャイルズが首位、2位には11.3本のアイザック・バッツと、同一チームで上位を独占した。3位には熊本のミッチェル・ライトフット(10.5本)がランクインしている。

 スティールでは、福島ファイヤーボンズのケニー・マニゴールトが平均2.7本で1位。2位には青森ワッツのマックス・ヒサタケ(2.5本)が続き、高い機動力を活かしたディフェンスが光る。3位には同じく青森のラシャード・ケリーが入り、青森の守備の強さを示す形となった。

 ブロックは、鹿児島のジョシュ・シャーマと、愛媛オレンジバイキングスのマット・ハームスが平均1.5本で首位に並んだ。ゴール下の門番として君臨する両者の存在感は、チームのディフェンス力を支える大きな柱となっている。

 3ポイント成功率部門では、信州の土家大輝が44.3パーセントで首位。さらに2位には東海林奨(41.9パーセント)が入り、信州が誇る精度の高い外角シュートがスタッツにも如実に表れた。3位には鹿児島の兒玉貴通(40.0パーセント)がランクインした。

 第13節終了時点でのB2個人スタッツリーダーズは以下の通り。

■第13節終了時点のB2スタッツリーダーズ一覧


【得点】

1位 27.2 トレイ・ボイド(横浜EX)

2位 22.2 クレイ・マウンス(岩手)

3位 19.0 アンソニー・ゲインズ・ジュニア(鹿児島)

【アシスト】

1位 5.9 山際爽吾(岩手)

1位 5.9 ケニー・マニゴールト(福島)

3位 5.7 土家大輝(信州)

【リバウンド】

1位 11.4 ヨーリ・チャイルズ(神戸)

2位 11.3 アイザック・バッツ(神戸)

3位 10.5 ミッチェル・ライトフット(熊本)

【スティール】

1位 2.7 ケニー・マニゴールト(福島)

2位 2.5 マックス・ヒサタケ(青森)

3位 1.8 ラシャード・ケリー(青森)

【ブロック】

1位 1.5 ジョシュ・シャーマ(鹿児島)

1位 1.5 マット・ハームス(愛媛)

3位 1.2 ミッチェル・ライトフット(熊本)

【3ポイント成功率】

1位 44.3% 土家大輝(信州)

2位 41.9% 東海林奨(信州)

3位 40.0% 兒玉貴通(鹿児島)

【動画】26得点を記録したボイド…横浜エクセレンスvsバンビシャス奈良B2第13節GAME2ハイライト