プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級王者中嶋一輝(32=大橋)が4度目防衛成功で「世界」へ進む。18日、東京・後楽…

プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級王者中嶋一輝(32=大橋)が4度目防衛成功で「世界」へ進む。18日、東京・後楽園ホールで同級14位ジョンジョン・ジェット(31=インドネシア)の挑戦を受ける。

17日には東京・水道橋で前日計量に臨み、54・4キロでパスしたジェットに対し、55・2キロでクリア。中嶋は「ここからリカバリーしたら良い状態になる」と平常心を貫いた。

戦績15勝(12KO)2敗1分けと高いKO率を警戒してきた中嶋だが「(相手の)身長がちょっと高いなと思った。テーマは圧倒的に勝つこと。触れさせない。打たせずに打つを徹底してきた。KOは早ければ早いほど」と倒すイメージを膨らませた。現在、世界ランキングはWBCで6位に入る。同門で同じ年齢の井上尚弥(32=大橋)が今後、4団体統一同級王座を返上した次に世界をつかむつもりだ。中嶋は「それは(大橋秀行)会長に任せています」と26年の世界挑戦を見据えながら、東洋太平洋王座の4度目防衛に集中していた。