中日石川昂弥内野手(24)が17日、名古屋市内のナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉を行い、700万円ダウ…

中日石川昂弥内野手(24)が17日、名古屋市内のナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉を行い、700万円ダウンの2300万円でサインした。

「今年は22試合しか出ていませんし、全くチームに貢献することはできなかった。ダウンということに関しては当然のこと」

6年目の今季は「4番・三塁」として期待されたものの、4月12日に2軍に降格した。5月末に再昇格も、8試合出場で再び降格。終盤の9月3日阪神戦(バンテリンドーム)で復帰して今季1号を放ったが、翌4日には左脇腹を痛めて離脱した。1軍に定着できず、22試合に出場し、打率1割3分9厘、1本塁打、5打点で終わった。

加えて球団はメジャー通算164発の右の大砲ミゲル・サノ内野手(32)の獲得調査を進めている。ドミニカ共和国出身のサノはツインズでメジャーデビューした15年から7年連続で2桁本塁打を記録。加入が決まれば強力なライバルになるが、「ガッチリ取りにいきたいなと思います」とキッパリ。レギュラー争いでも負けるつもりはない。

苦しんだ25年シーズンを糧とする。期待に応えられなかった悔しさを、来季にぶつける。「もう7年目になります。優勝したいですし、そのチームの主力としてやりたいという思いはすごくある。本当に覚悟を持って。ダメなら切られるという世界なので」。強い覚悟で、7年目の来季こそ、飛躍の年にする。