入団会見を行った大道に青木宣親GM特別補佐も期待(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext ヤクルトは12…

入団会見を行った大道に青木宣親GM特別補佐も期待(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext
ヤクルトは12月17日、現役ドラフトで広島から移籍した大道温貴の入団会見を行った。
背番号は「46」に決まった大道は「すごくワクワクしています」と心境を述べると、ヤクルトの印象について「僕が入団した年に優勝している。爆発力があるチーム」と語った26歳の右腕は「真っすぐが持ち味」と言い切った。
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本拠地はマツダスタジアムから神宮球場に変わるが、「僕自身、神宮のマウンドが好きで、成績自体も一番いい球場。まずはそのいいイメージを使いながら抑えていきたい」と意気込んだ。
八戸学院大から2020年ドラフト3位で広島に入団すると、23年には48試合に登板して3勝1敗、防御率2.72の成績を残し、リリーフとして活躍した。
ヤクルトでの自身の役割については「チームの力になる場所だったらどこでもやりたい」と力強い。チームは今季リーグワーストの防御率3.59に終わっているだけに、実績のある右腕の加入は大きい。
会見に同席した青木宣親GM特別補佐は「伸びる真っすぐが印象的。自分も対戦していますし、球筋はよくわかっている。いい投手が獲れて嬉しい」と述べ、「能力の高い投手を獲りたかった。これからもまだまだやっていける」と、大きな期待を込めていた。
[文:別府勉]
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