フリーマンが一塁で相手選手に話しかける理由を明かした(C)Getty Images ドジャースのフレディ・フリーマンが、…

フリーマンが一塁で相手選手に話しかける理由を明かした(C)Getty Images

 ドジャースのフレディ・フリーマンが、一塁の守備で対戦相手の選手に話しかける理由を明かしている。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「ドジャースの一塁手フリーマンは、メジャーリーグでヒットを打つことがどれほど難しいかを理解している。9度のオールスター選出を誇る彼は、16年のキャリアで自身も2400本以上のヒットを記録しており、相手選手が出塁した際には必ず称賛の意を表す。フリーマンは、相手選手が一塁に到達した後、そのスイングを褒めたり、ヒットを祝福したりしながら、笑顔を向けている姿がよく見られる」と伝えている。

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 フリーマンは「『いいスイングだったね』と、私がすべての選手に言うのを、うちの投手陣はたぶん好まないでしょうね」と語った上で、「でも、それが僕のやり方なんだ。陽気で楽天的な人間だから。僕たちはゲームをしている。子どもの遊びみたいなものさ。シーズンの忙しさとか、そういうものに追われていると、そういうことを忘れてしまうこともある。だから、僕はいつも、誰かの気を紛らわせられるような瞬間を探して、まずは話しかけるようにしているんだ」と、ポッドキャスト番組「6-1-1」で理由を明かしている。

 その中でも、フリーマンが一番嬉しい瞬間だと感じるのは「メジャーリーグデビューを果たした選手が初ヒットを打ったときに、『おめでとう』と言えることなんだ」と説明している。

 その理由として「彼らは人生をかけて一生懸命努力してきたわけだから、彼らに『やあ、おめでとう』と言える人間の一人になれるのは素晴らしいことだよ。それが僕なんだ。人と話すのが好きなんだよ」と語っている。

 続けて「遅かれ早かれ、僕も引退することになるし、もうこれができなくなる。だから、僕はただ皆と楽しみたいんだ。お互いに競い合っているのはわかっているけど、僕らは兄弟なんだ。このゲームを続けられる限り、僕らは永遠に一緒にいる。だから、どんな小さな瞬間も楽しみたいんだ」と述べたフリーマン。36歳のその言葉には人柄がにじみ出ていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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