西武と育成契約を結んだ前巨人の高橋礼(C)産経新聞社 西武は12月16日、前巨人の高橋礼投手と育成選手契約を結んだことを…

西武と育成契約を結んだ前巨人の高橋礼(C)産経新聞社
西武は12月16日、前巨人の高橋礼投手と育成選手契約を結んだことを発表した。背番号は136。ソフトバンク時代の2019年に新人王を獲得した実績を持つ30歳が、新天地で復活を期す。
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高橋は球団を通じて「野球を続けたいという思いが強いなかで、その環境をライオンズが用意してくださいました。だからこそ、1日でも早くチームの戦力になれるよう、自分自身を高めていきたいと思っています。ライオンズの優勝に貢献できる投手になることが目標ですし、与えられたポジションでしっかりと結果を残したいです」と力強い談話を出した。
続けて「特徴のあるアンダースロー投手として、與座投手ともお互いに刺激を受け合い、吸収し合いながら、さらに成長していければと思います」と意気込みを口にした。チームメートとなる與座海人は、高橋と同学年の30歳で、今季6勝、2022年に10勝を挙げている主戦投手だ。
その與座は高橋の西武加入が発表された後、自身のXを更新。「まさか一緒にできるとは…」と驚きながらも「1チームに1人の時代は終わったんです!面白くなりそうですね」と胸を高鳴らせた。
西武では高橋光成、今井達也による「チームロン毛」が人気を集めたが、両投手ともにポスティングシステムによるメジャー移籍を目指しており、消滅が決定的。それに代わって誕生しそうなのが、「チームサブマリン」だ。高橋礼が支配下登録され、1軍で活躍すれば、「チームロン毛」同様にグッズ化なども夢ではないだろう。
広池浩司球団本部長も「同じアンダースローの投手にしか分からない感覚もあると思い、同級生である與座投手と同じチームになることで、これまで以上に連携を深め、互いに高め合ってくれることを期待しています」とコメント。また、SNS上では「凄いなぁライオンズ」「サブマリン2人たまらん」「サブマリン継投なんかも見てみたい」「サブマリン旋風起こしていきましょ」といった楽しみにするファンの反応が相次いでいる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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