<2025ペナント:ヤクルト編> セ6位 57勝79敗7分プロ野球の快記録や珍しい記録からシーズンを振り返る「データで見…
<2025ペナント:ヤクルト編> セ6位 57勝79敗7分
プロ野球の快記録や珍しい記録からシーズンを振り返る「データで見る2025ペナント」がスタート。プロ野球を球団別に連載、続いて日本人大リーガーの計13回。第2回はヤクルト。
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ヤクルト村上宗隆内野手(25)が故障に苦しみながら01~07年ラミレスに並ぶ球団記録の7年連続20本塁打を達成した。今季は初出場が4月17日阪神戦と遅れ、この試合で再びケガをして抹消。復帰は球宴後となり、今季初本塁打はチーム86試合目の7月29日DeNA戦だった。シーズン20本塁打以上打った延べ1502人を調べると、これまで1号が遅かったのは、コロナの影響で6月に開幕した20年佐野(DeNA)の7月22日で、チーム試合数では04年カブレラ(西武)の76試合目。村上が日付、チーム試合数とも最も遅く、球宴前の前半戦で本塁打0の選手が、後半戦で20本打ったのは初めてだ。
8、9月に打ちまくった。8月は12本放ち、自身6度目の月間2桁本塁打を記録した。最終的に今季は56試合に出場して187打数で22本塁打。1本打つのに要した打数を示す本塁打率(打数÷本塁打)は8・50で、本塁打王の佐藤輝(阪神)の13・43を大きく上回った。56本で3冠王を獲得した22年の本塁打率が8・70だから、本塁打率はプロ入り最高の数字を記録した。シーズン20本以上打った選手の本塁打率ランキングでは9位にランクイン。外国人選手以外に10傑入りは、王(巨人)落合(ロッテ)と村上だけだ。
来季はメジャーに挑戦する。日本で20本塁打を4年以上続けてメジャーへ移籍した選手は過去5人いる。巨人時代に9年連続でマークしていた03年松井(ヤンキース)は16本に終わって記録がストップ。残る4人も20本に届かなかった。村上はメジャーでも連続20本塁打を伸ばすことができるだろうか。【伊藤友一】