連覇に向けた強力なピースが加わった。阪神は16日、パイレーツのキャム・ディベイニー内野手(28)と来季の選手契約を締結し…

連覇に向けた強力なピースが加わった。

阪神は16日、パイレーツのキャム・ディベイニー内野手(28)と来季の選手契約を締結したと発表した。単年1億3950万円で契約。球団を通じて「歴史のある球団でプレーする機会を与えていただき、関係者の皆さまには大変感謝しています。安定したプレーで信頼を得て勝利を積み重ね、最終的な目標であるチームの優勝に向けて貢献します」とコメントした。

今季3Aで20本塁打を放ち、通算85本塁打を記録している右の強打者。内外野こなせるユーティリティーさも持ち合わせている。なかでも、今季の3Aでは遊撃で73試合に出場。守備範囲、スローイングともに評価が高かった。今季は小幡と木浪、熊谷らが出場し、完全には固定されなかった遊撃のポジション。熾烈(しれつ)な競争を脅かす存在になりそうだ。

今オフは前西武の元山や、現役ドラフトではヤクルトから右の強打者浜田を獲得。ドラフトでも1位の立石をはじめ、上位3人が野手だった。野手陣の補強が続く中、さらに厚みを増すディベイニーの獲得。竹内球団副本部長は「タイプとしては、広角に打てる中距離打者のタイプ。肩が強くハンドリングも柔らかいので、守備でもチームに貢献してくれると期待しています」と説明した。

日本屈指の人気球団として知られる阪神。ディベイニー自身もすでに話は聞いているようだ。「球団やファンについて良い話ばかり耳にしますが、実際に皆さんの前で、また、皆さんのためにプレーできることを光栄に思います」。背番号は「24」に決定。攻守にわたって期待に応え、連覇の使者となってみせる。【波部俊之介】

◆キャム・ディベイニー 1997年4月13日生まれ、米ニューハンプシャー州出身。イーロン大学から19年ドラフト15巡目でブルワーズに指名。23年にロイヤルズ、今年7月にパイレーツに移籍し、8月31日にメジャーデビューした。9月3日のドジャース戦で初安打。メジャー14試合で36打数5安打、0本塁打、1打点で打率1割3分9厘。マイナー通算では619試合で2138打数542安打、85本塁打、322打点で打率2割5分4厘。185センチ、88キロ。右投げ右打ち。