オランダ1部アヤックスは16日、イングランド・プレミアリーグのアーセナルを7月に退団し、無所属となっていた元日本代表DF…
オランダ1部アヤックスは16日、イングランド・プレミアリーグのアーセナルを7月に退団し、無所属となっていた元日本代表DF冨安健洋(27)の獲得を発表した。2026年6月末までの短期契約。来年6月に開幕するFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に向けて、複数の地元メディアによると、年明け1月以降の実戦復帰を目指していくという。
23年に右膝を手術。今年2月にも再び手術を受け、長期離脱していた。24-25年シーズンの公式戦出場は1試合だけで、双方合意の上で契約を解除していた。24年10月のサウサンプトン戦を最後に公式戦ではプレーしていないが、まずは所属先が決まったことで、試合に出られる可能性を復活させた。
ヨハン・クライフら名選手を数多く輩出してきたアヤックスには、日本代表DF板倉滉も今季から所属している。欧州チャンピオンズリーグの前身大会を3連覇するなど、計4度のヨーロッパ制覇を誇る、首都アムステルダムを本拠とする強豪だ。
冨安の加入に際し、強化責任者フットボール・ダイレクターのビューカー氏は「タケヒロは、複数のトップリーグで豊富な経験を持つ優れたディフェンダーとして実力を証明してきた。知的なDFで、両足とも完璧に使いこなす。スカウトやスタッフと数週間、彼の映像をたくさん見てきた。みんな、とても興奮しているよ」と評価。その上で「彼の負傷歴も重要なポイントだったが、彼は最初から回復に向けて一生懸命、努力していた。医療スタッフも彼を徹底的にチェックした。就労ビザを取得でき次第すぐ、チームの練習に参加できるだろうできるだろう。試合勘を取り戻す必要はあるけれど、彼の経験からすれば、ほぼ即座に適応できると考えている」と自信を見せている。
冨安はJリーグのアビスパ福岡から、シントトロイデン(ベルギー)ボローニャ(イタリア・セリエA)を経て2021年にアーセナル入り。主にサイドバックとして活躍したが、長期離脱を繰り返して、フリーから再起を目指していた。