慣れ親しんだポジションで再スタートを切る。ロッテ藤岡裕大内野手(32)が16日、ZOZOマリンで契約交渉に臨み、2500…

慣れ親しんだポジションで再スタートを切る。ロッテ藤岡裕大内野手(32)が16日、ZOZOマリンで契約交渉に臨み、2500万円増の年俸1億1000万円でサインした。今季取得した国内FA権を行使せず、複数年契約を結んだ。残留の決め手には「ショートでやってくれと言われた。それが大きかった」と説明し、23年まで主に守っていた遊撃へ再コンバートすることを明かした。

18年のルーキーイヤーから23年まで、主戦場は遊撃だった。だが24年、吉井前監督の提案で二塁へ転向。安定感のある守備でチームを支えたが、遊撃へのこだわりは変わらなかった。「責任感を持って守らないといけないポジション。やりがいがある。もう1度守ることができるなら、そこで勝負したい」。守備の要であり、花形とも称されるショートに返り咲く。

今季は主将を任されたが、序盤の打撃不振、若手の台頭などで規定打席に到達できず「うまくいかないことだらけだった」と悔しい1年に。出続けるためには体力が必要な遊撃のポジション。来季33歳を迎える藤岡にとって、大きな挑戦となるが「それ(全試合出場)を目指すのは当然。ここで優勝したい」と力強く語った。【北村健龍】

◆ロッテの遊撃 今季は友杉がチーム最多の93試合に出場。守備では安定感が光ったが、打撃は打率2割3分の数字だった。次いで二塁も守る小川は遊撃として、41試合に先発した。その他には、茶谷、宮崎竜らが候補に挙がるが、出塁率が高く、実績十分の藤岡が遊撃手争いに割って入る。