パドレス・ダルビッシュ有投手(39)が、右肘手術の経過と今後の見通しを語った。15日(日本時間16日)、球団の慈善事業に…

パドレス・ダルビッシュ有投手(39)が、右肘手術の経過と今後の見通しを語った。15日(日本時間16日)、球団の慈善事業に参加。地元メディアの取材に「将来的にまた投げるということは、今のところは考えてないので。すごく複雑に聞こえるかもしれないですけれども、今はそういう考えでリハビリはしてません」と話した。来シーズンは登板せず、球団と「どういう形で関わるか」を相談している。

右肘の手術は渡米後3度目で、屈筋腱(けん)の修復と同時に、今回は初めて人工靭帯(じんたい)を入れた。「また自分が投げたいと思ったりとか、そういうステージにまた立てると思えば、帰って来ようとすると思います」。26年は40歳を迎える。パ軍との契約は28年まで残っている。長期戦となるリハビリを進めながら、メジャーで戦える体に戻るどうかを判断する。

カリフォルニア大サンディゴ校に入学し、野球を続ける息子ショウエイさん(18)にも言及した。「すごく自分が心配するぐらい本当に真面目というかハードワーカーなので、そこがいいところでもあるし、心配な点でもあるけど、本当に人間としては素晴らしい人間だと思います」と目を細めた。