西武は16日、巨人戦力外の高橋 礼投手(専大松戸-専修大)と育成契約を結んだことを発表した。これで今オフのトライアウトを…
西武は16日、巨人戦力外の高橋 礼投手(専大松戸-専修大)と育成契約を結んだことを発表した。これで今オフのトライアウトを受験した選手で一軍球団と契約を掴んだのは巨人へ移籍する川原田 純平内野手(青森山田ーソフトバンク)、日本ハムと再契約を結んだ福田 俊投手(横浜創学館―星槎道都大ー日本ハム)に次ぎ3人目となった。
他にも二軍球団のオイシックスが前オリックスの井口 和朋(武相―東農大オホーツク)、前日本ハムの石川 直也(山形中央)ら、4名の獲得を発表。また前西武の田村 伊知郎投手(報徳学園―立教大)が「アジア枠」を利用して韓国プロリーグKBOの斗山ベアーズに移籍を果たすなど、16日時点で現役続行選手は11名となっている。
昨年も前巨人の鈴木 康平投手(千葉明徳ー国際武道大ー日立製作所)がヤクルト、前ソフトバンクの中村 亮太投手(千葉経大付)がロッテ、前楽天の清宮 虎多朗投手(八千代松陰)が日本ハムに移籍。今年と同様に3選手がいずれも育成契約でNPB復帰を勝ち取った。二軍球団や社会人チームへの移籍も多く、参加した45名のうち19名の現役続行が決まった。
中には年が明けてから契約が発表されるケースも。1月には元中日の福島 章太投手(倉敷工)が社会人野球のショウワコーポレーション、3月には前西武の伊藤 翔投手(横芝敬愛ー徳島インディゴソックス)がメキシコのプロ野球チーム「メキシコシティ・レッドデビルズ」、元楽天の櫻井 周斗投手(日大三)が、台湾プロ野球チームの「台鋼ホークス」に入団することが発表された。
果たして今年は何人が現役続行となるのだろうか。