12月28日(日)に中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)には、連覇がかかるレガレイラ、皐月賞馬…
12月28日(日)に中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)には、連覇がかかるレガレイラ、皐月賞馬のミュージアムマイル、春秋グランプリ制覇を狙うメイショウタバルなどが出走を予定している。“競馬界の総決算”をうたわれる一戦でかつて生まれた記録の数々とは。本稿では「種牡馬」にスポットを当て、ベスト3を紹介する。
■3位 ヒンドスタン、ブライアンズタイム 3勝
ヒンドスタンは1960年代を代表する名種牡馬。有馬記念は63年リユウフオーレル、64年ヤマトキヨウダイ、65年シンザンが勝利している。ブライアンズタイムは90年代〜00年代にかけて多くの活躍馬を出した。94年ナリタブライアン、95年にマヤノトップガン、97年にシルクジャスティスが制している。
■2位 ステイゴールド 4勝
ステイゴールド系=“グランプリ血統”のイメージも強いが、その通りに相性の良さを見せている。09年にドリームジャーニ―が制すと、11年には同馬の全弟にあたるオルフェーヴルが勝利。12年にはゴールドシップが3勝目を挙げ、13年にはオルフェーヴルが再び勝利して通算4勝目を記録した。
■1位 サンデーサイレンス 5勝
世紀の大種牡馬は有馬記念の記録にも名を刻む。01年にマンハッタンカフェ、04年にゼンノロブロイ、05年にハーツクライ、06年にディープインパクト、07年にマツリダゴッホが制しており、4年連続を含む計5勝。また、ハーツクライ産駒、ディープインパクト産駒も2勝ずつと結果を残しており、サンデー系は今もなお強い影響を与えている。
【種牡馬別の有馬記念勝利数】
・5勝
サンデーサイレンス
・4勝
ステイゴールド
・3勝
ヒンドスタン
ブライアンズタイム