15日、巨人は201センチの大型右腕・フォレスト・ウィットリー(前レイズ)の獲得が報じられた。今オフには日本ハムから松本…
15日、巨人は201センチの大型右腕・フォレスト・ウィットリー(前レイズ)の獲得が報じられた。今オフには日本ハムから松本 剛(帝京)をFA獲得するなど、着々と補強を進めている。
だが、オコエ 瑠偉(関東第一)や多くの外国人選手が退団したことで、現在の支配下登録人数が60人となっている。さらなる外国人選手の獲得が予想されるが、それでもなお、支配下枠には余裕がある状況だ。
去就が未定の大物選手では、ソフトバンクを自由契約になった有原 航平(広陵‐早稲田大)や楽天からFA宣言した則本 昂大(八幡商‐三重中京大)らがいる。一部メディアでは調査を行っているという報道もあり、獲得を目指している可能性もありそうだ。
また、育成契約の選手にとっては、大チャンスの状況でもある。今年の育成ドラフトでは冨重 英二郎(神奈川フューチャードリームス)や知念 大成(オイシックス新潟)と即戦力性の高い選手を指名している。特に知念はイースタン・リーグで2年続けて結果を残しているだけに、オープン戦でアピールに成功すれば、早期の支配下が見込まれるだろう。
既存の選手では、二塁手の宇都宮 葵星(松山工‐愛媛マンダリンパイレーツ)が筆頭候補に上がる。2年目の今年は二軍で84試合、打率.289、1本塁打、16打点、20盗塁と持ち味を発揮し、二塁守備でもセンスの高さが光る。レギュラーの吉川 尚輝が手術を実施し、状態が不透明となる中、来年は大きなチャンスになるだろう。
投手では来年で高卒3年目を迎える園田 純規(福岡工大城東)が楽しみな存在だ。今年は二軍で14試合に登板し、8勝0敗、防御率1.42をマークした。多彩な変化球を操り、二軍では圧倒的な結果を残しており、早期の支配下も期待できそうだ。
まだ他にも有望な育成選手を抱えているだけ、今オフ、巨人がどこまで支配下選手を補強するのか、注目が集まる。