【SVリーグ】ヴィクトリーナ姫路 3ー2 群馬グリーンウイングス(12月7日・女子第9節)【映像】速すぎて見えないジャブ…

【SVリーグ】ヴィクトリーナ姫路 3ー2 群馬グリーンウイングス(12月7日・女子第9節)

【映像】速すぎて見えないジャブのような超速ハイタッチ

 女子バレーボールで、リーグナンバーワンのアタッカーが超高速スパイクを決めた。その直後、嬉しさあまってか…仲間とまるでボクシングのジャブのような“超高速ハイタッチ”をかわした。

 SVリーグは現在、令和7年度天皇杯・皇后杯 JVA全日本バレーボール選手権大会が開催中のため2週間の中断期間に。リーグは男女ともに12月27日から再開されるが、12月7日に行われた大同生命SVリーグ女子の第9節で注目のシーンが見られた。

 群馬グリーンウイングスは敵地でヴィクトリーナ姫路と対戦。第1セット6―10と追いかける場面、オリビア・ロジャンスキはセッター・山下遥香がレフトに上げたトスに反応し、強烈な一打を対角に打ち込んでみせた。185cmのボーランド代表アウトサイドヒッターが放ったスパイクは、あまりの速さに相手も全く触れない見事な一撃となった。

 注目は、その直後だ。

 右拳を握って力強くガッツポーズすると、仲間の歓喜の輪に加わる際、上げていた右腕をまるでボクシングのジャブのように高速で突き伸ばしてリベロ・菊地実結とハイタッチ。珍しい“超速ハイタッチ”は、彼女のスパイク以上の切れ味を感じさせるものだった。

 ロジャンスキは今季から群馬に加入すると、早速その実力を発揮。すでに18試合で900本以上のアタックを記録し、ブロックやサーブを含めた総得点408点は2位を大きく引き離してリーグトップに立つなど、圧倒的な攻撃力でチームをけん引している。

 なお、この試合は群馬が2セット連取からの3セットダウンで痛恨の逆転負け。ただし、昨季、わずか5勝で14位の最下位に沈んだ群馬は現在11勝を挙げて5位につけるなど、ロジャンスキは同じく今季から加入したブルガリア代表のミドルブロッカーであるナシア・ディミトロヴァと共にチームを押し上げる助っ人として大きな活躍を続けている。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)