現役女子王者同士の対決で、期待の18歳が圧倒的なスピードと攻撃力で対戦相手を圧倒。「パンチが速い」「これはいい選手」と…
現役女子王者同士の対決で、期待の18歳が圧倒的なスピードと攻撃力で対戦相手を圧倒。「パンチが速い」「これはいい選手」といった驚嘆の声が上がる中、劣勢だった選手が放った起死回生のカウンターで一瞬“スコン”とフラッシュダウン気味に落ちてヒザをつくヒヤリの場面が発生。ここはノーダウン判定で盤石の勝利を収めた一方、このシーンについて様々な反響が寄せられた。
12月14日、後楽園ホールで開催された「RISE194」で、桃花シンデレラ(山口道場)と菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)が対戦。他団体王者同士による女子軽量級対決は、桃花がスピード感あふれる攻撃で菊地を圧倒し、その才能を示す3-0(30-27)のフルマークで判定勝ちを収めた。
DEEP☆KICK Queen-46kg王者の18歳・桃花と、1年半ぶりにKROSS×OVER GIRLS-KICKアトム級王者としてRISEへ参戦した菊地。ともに他団体での実績を引っ提げた現役王者同士のマッチアップだ。桃花はグローブ空手、菊地は極真と、バックボーンの空手対決という側面もある。
スピードが持ち味の軽量級だが、試合開始直後から桃花がその長いリーチを活かしたサウスポースタイルと爆速の連続攻撃で主導権を握る。序盤からテンポよくパンチやミドルを次々と繰り出すと、ファンからも「桃花のパンチが速い」「これは有望」「これはいい選手」との声が上がる。
自身の距離感を活かして上下を打ち分け、菊地をコントロールする桃花の積極性に、ABEMAの解説・一馬も思わず「強い」と太鼓判。バックブロー、カーフ、フェイントから繰り出される左ハイキックには「女子のキレじゃない」「めちゃ強いな」「女版(マイク・)ザンビディス」と驚きの声が上がった。
第2ラウンドに入っても桃花の勢いは衰えない。対する菊地もゴングとともにアグレッシブに打ち合う。圧倒的に手数で勝る桃花だが、菊地もクリンチで逃れつつ、累積警告を受けながら徐々にプレッシャーを強めて押し込む。
やや反撃の糸口が見えたラウンド終了間際には、菊地のカウンターがクリーンヒットし、桃花が“スコン”と落ちて片膝をつく場面が発生。会場はどよめいたが、すぐに桃花が戦列復帰したため、レフェリーはスリップと判断したが、この瞬間、ファンからは「ダウンだろ」「え??流すの」「今ダウンしたよな」「最近フラッシュはとらない」と意見が飛び交い、どよめきが起きた。
最終3ラウンドも桃花のペースは変わらず、ジャッジ三者ともフルマークの判定3-0で勝利。フラッシュダウンの“ヒヤリ”はあったものの、圧倒的な攻撃力を証明し、RISEデビュー戦で大きな爪痕を残した桃花に対して、一馬は来年の飛躍を期待した。