ミラノ・コルティナ五輪出場を決めたフォルティウスの近江谷杏菜(奥)ら(C)産経新聞社 先日までカナダ・ケロウナで開催され…

ミラノ・コルティナ五輪出場を決めたフォルティウスの近江谷杏菜(奥)ら(C)産経新聞社

 先日までカナダ・ケロウナで開催されていたカーリング五輪最終予選。最後はノルウェーに競り勝ち、日本女子8大会連続出場を決めたフォルティウスのリード近江谷杏菜が、12月16日に自身のインスタグラムを更新。ミラノ・コルティナ五輪出場権獲得を報告した。

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 チーム最年長の36歳は「連日たくさんの熱い応援をありがとうございました」と感謝から切り出し「応援に駆けつけてくださった方もいてすごく心強かったですし、日本からの応援のパワーもしっかりとカナダに届いていました!最後は皆さんと勝利の喜びを共有できてすごく嬉しかったです」と感慨を込めた。

「私たちはこれまで本当に数多くのサポートをいただいたおかげでここまで来られているので本当に感謝しています。まだまだここは通過点で、大きな目標に向かってステップを上がっている途中ではありますが、この思い出深いケロウナの地で、このメンバーでプレーできたことは、また一つ新しく特別な思い出になりました」

 こう書き込んだ近江谷にとって、ケロウナは“縁”のある場所だった。「実は、24年前12歳の時に初めての海外・カナダ遠征で訪れたのがここケロウナカーリングクラブでした」という。「24年後、バリバリ第一線で頑張れているなんて全く想像もしなかったなぁ。丈夫な身体に産んでくれた両親には本当に感謝です」と思いを伝えた。

 安定したプレーと、力強いスイープが特徴の近江谷。最終予選は全チームのリードの中で、最高のショット成功率89・6%を記録した。話題となったイタリア方向へ弓を放つパフォーマンスの発案者でもある。

 自身にとっては、チーム青森時代の2010年バンクーバー大会以来、2度目の夢舞台。前回は不振から、大会途中にスターティングメンバーから外れる憂き目にあった。それだけに、雪辱に燃える。

「さて、さっそく次の大会が始まります。2月に向けてのピーキングを意識しつつですが、オリンピック本番を前に世界のトップチームとの直接対決もあります。どうプレーしていくのか、一つ一つの試合を大切に取り組み続けます」と見据え、「引き続き温かいサポートをよろしくお願いします」と呼びかけていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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