サッカーJ3の奈良クラブは14日、来季から元日本代表の大黒将志氏(45)が監督に就任すると発表した。同クラブは今季を9…
サッカーJ3の奈良クラブは14日、来季から元日本代表の大黒将志氏(45)が監督に就任すると発表した。同クラブは今季を9位で終え、シーズン途中から指揮を執っていた小田切道治氏(47)が退任。新監督の下で、悲願のJ2昇格を目指す。
大黒氏は選手として、ガンバ大阪や京都サンガのほか、ヨーロッパなどの海外クラブでも活躍。日本代表としても、2006年のドイツワールドカップに出場した経歴を持つ。
今季はJ1の川崎フロンターレでコーチを務めており、奈良クラブで初めて監督に挑戦する。就任に際して「選手と共に成長し、奈良クラブがJ2に昇格できるように全力で頑張ります」とコメントを出した。
奈良クラブは今季、J2昇格プレーオフ出場圏の6位以内に一時入るなど躍進を見せたが、終盤に失速して9位に終わった。今月8日に退任を発表した小田切氏は、「(ホームの)ロートフィールドで多くの喜びを分かち合う事ができとても素晴らしい時間でした」とコメントし、感謝を述べていた。(周毅愷)