大隈重信や鍋島直正がユニホーム姿でバルーナーズを応援――。プロバスケットボールB1の佐賀バルーナーズと佐賀県はホームの…

 大隈重信や鍋島直正がユニホーム姿でバルーナーズを応援――。プロバスケットボールB1の佐賀バルーナーズと佐賀県はホームの試合開催に合わせ、佐賀ゆかりの偉人がブースターに変身する「偉人も『GO! GO! SAGA!』」の企画を始めた。

 佐賀市中央大通り沿いには、幕末維新期などに活躍した25人の等身大モニュメントが設置されている。この偉人たちに青いユニホームを着てもらい、バルーナーズを一緒に応援してもらうという。

 SAGAアリーナで試合が行われる際、前日、運営スタッフが25人分の着替えを担当するが、モニュメントの格好はそれぞれ違い難しさも。前で腕を組む枝吉神陽は、ユニホームを前掛け風に着せるなどして調整した。事前にモニュメントの寸法を測り、既製ユニホームをそれぞれアレンジしていたが、初日の着せ替え時には現場でさらに調整が必要となり、約5時間かかった。

 企画が始まった6、7日はアルバルク東京に連勝し、苦労が報われた形のスタッフ。企画への反応については、2時間ほどかけて歩きながら全偉人を見たり、何を成し遂げた偉人かを調べたりするブースターの姿も見られたという。

 13、14日の琉球ゴールデンキングス戦は連敗し、チームの調子はなかなか上がらない。偉人たちの応援は、ホーム戦で来年4月22日まで続く予定。(森田博志)