2025年が終わりに近づこうとしている。今年も様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の1年を、都道府県別に振り返っ…

2025年が終わりに近づこうとしている。今年も様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の1年を、都道府県別に振り返ってみたい。

 徳島県では、夏甲子園に出場した鳴門が、奈良の強豪・天理に逆転勝ちを収め、2019年以来、6年ぶりの夏甲子園勝利をつかんだ。先発していた橋本 朋来投手(3年)が、2点ビハインドの4回に2ランを放って一気に同点とすると、5回には勝ち越しに成功した。橋本は157球を1人で投げ切って天理を抑え込むことに成功した。2回戦では優勝した沖縄尚学(沖縄)の前に完封負けだったが、優勝候補の一角とされた天理からの勝利は大きかった。

 春は徳島商が連覇を達成した。前年秋に初戦敗退を喫していた名門が、雪辱を期して春に挑み、決勝で鳴門を逆転で下して22回目の優勝を手にした。夏はその鳴門と準決勝で対戦。今度は逆スコアの2対3で逆転負けを喫して夏甲子園はならなかった。

 秋は阿南光が前身の新野以来、34年ぶり2回目の優勝を果たした。準々決勝で鳴門を破り、準決勝で海部、決勝では夏準々決勝で敗れていた徳島商にリベンジを果たして頂点をつかんだ。四国大会でも強さを発揮し、2勝して決勝へ進出。優勝こそ逃したが、来年センバツ出場の切符は確実にしている。前回出場の2024年は8強入り。来年はそれ以上の成績を狙う。

 今年、それぞれ優勝した徳島商、鳴門、阿南光以外にも、鳴門渦潮、生光学園など、多くの強豪がひしめく徳島県。来年も激アツな熱戦が期待できそうだ。