現地12月14日、スコティッシュ・リーグカップの決勝が行われ、セルティックはセント・ミレンと対戦した。1-3と敗れたが…
現地12月14日、スコティッシュ・リーグカップの決勝が行われ、セルティックはセント・ミレンと対戦した。1-3と敗れたが、旗手怜央が決めた“ノートラップスライディングボレー弾”には称賛の声が寄せられた。
大会連覇を狙い、決勝まで勝ち上がったセルティック。11月以降の公式戦9試合で4ゴール1アシストと好調の旗手は中盤の一角に入り、サッカー日本代表FW前田大然とともにスタメン出場した。
開始2分に先制点を奪われたが、前半23分には追いつく。相手のクリアボールを拾ったセルティックが左サイドに展開すると、ボールを受けたスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが左足でアーリークロスをファーサイドに送り込む。
後方から絶妙のタイミングで走り込んだのが旗手。“追い付くのが精一杯”と思われたが、旗手は滑り込みながらゴールエリアの角でボールをヒットし、右足ダイレクトボレーで鋭いシュートを逆サイドネットに突き刺した。
旗手は今季公式戦4点目をマーク。決勝の大舞台での難度の高いスーパーゴールに、現地実況、スタンドのファンも大興奮だった。
■「走り込み、キックの当てかた、全てがやべぇ!」
この旗手の“ノートラップスライディングボレー弾”に対して、SNS上には「走り込み、キックの当てかた、全てがやべぇ!ナイスゴール!」「これは文句なしのスーパーゴール!旗手怜央さすがすぎる」「残念ながら結果は3-1でセント・ミレン優勝だけど、このゴールだけは永遠に美しい」と称賛の声。さらに「旗手もやっぱり上手い!!このレベルでも選出されない日本代表は強いな!!」「代表呼ぼか」のコメントも寄せられた。
候補に入っていた2022年のカタールワールドカップでメンバー入りを逃した旗手は、2025年3月の北中米ワールドカップのアジア最終予選・サウジアラビア戦を最後に招集されていない。果たして代表復帰はあるのか。今後のアピール継続が期待される。