2025年が終わりに近づこうとしている。今年も様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の1年を、都道府県別に振り返っ…
2025年が終わりに近づこうとしている。今年も様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の1年を、都道府県別に振り返ってみたい。
島根県で、夏甲子園出場を決めたのは開星だった。初戦は宮崎商(宮崎)と対戦し、延長10回タイブレークの末に6対5でサヨナラ勝ち。9回に2点リードを追いつかれる苦しい展開にも、勝利への執念は最後に花開き、14年ぶりに甲子園で校歌を歌った。今大会、甲子園では2部制を拡大。昼間の試合を避けるために13時45分を超えると継続試合となる規定だった。決着がつかなかった場合、史上初の甲子園での継続試合となる可能性があったが、開星がその寸前で勝利を手にした。
2回戦では、15年前に夏甲子園初戦で敗れた仙台育英(宮城)と再び対戦。5対3とリードしながら、9回まさかの落球などで一気に逆転負けを喫した因縁の相手。先輩たちの無念さを晴らしなかったナインだが、相手の打撃力の高さに敗れた。
春は矢上、秋は島根中央が制し、ともに公立勢が初優勝を果たした。矢上は春季大会の準決勝で開星を10対6で破るなど、打撃力を発揮。プロ野球・広島でプレーしていた山本翔監督率いる公立校が県内で存在感を見せつけ、中国大会でも1勝を挙げた。島根中央は準決勝で立正大淞南、決勝で石見智翠館を破るなど、私立強豪を撃破しての堂々の優勝だった。
2024年夏に93年ぶりの8強入りを果たした大社など、公立校が強さを見せる島根県。来年はどんな公立校の快進撃が見られるか楽しみでもある。