米女子ツアーが主戦場の渋野日向子が14日、スポンサー契約を結ぶ日本航空のイベント「渋野日向子×JALスペシャルゴルフデ…
米女子ツアーが主戦場の渋野日向子が14日、スポンサー契約を結ぶ日本航空のイベント「渋野日向子×JALスペシャルゴルフデー2025 December」に出席した。
ジュニアへのスナッグゴルフ教室、大人とのシミュレーションゴルフ対決の二部構成。直近で今年1月に開催した通算4度目のイベントで出会った小学生が、中学校でゴルフ部に入った報告を聞けたのも数を重ねてきたからこそだ。「ずっと参加してくれている子で、応援にも来てくれたりしていた。自分も親目線で見ていると言いますか、例えばそういう子がプロになったりしたら、すごくうれしい。引き続きやっていけたらいいな」と笑顔を浮かべた。
ゴルフ未経験のジュニアにも目線を合わせて触れ合った後は、大人と対決。ドラコン、アイアンのニアピン、30ydのアプローチなど相手の選んだ土俵で1球しか打てない“真剣勝負”を繰り広げた。寄せが10ydほどオーバーして「アドった(アドレナリンが出た)!」とひざから崩れ落ちる場面もあれば、相手が1ydにつけた直後にチップインさせるなどプロの貫録を見せて盛り上げた。
司会のゴルフ好き芸人・大西ライオンさんが持ちギャグ「心配ないさー!」に絡め、9日までアラバマ州で行われた最終予選会(Qシリーズ ファイナルステージ)の結果に気をもんでいたと笑わせるひと幕も。イベントを楽しみながら激励してくれるファンに感謝しつつ、「自分がもっといい結果を残せれば、皆さんも気を遣わずに来られるのかな」とこぼした言葉も本音だ。
来季の米ツアーには過去最多15人の日本勢が参戦する。5年目になる渋野は10年目の畑岡奈紗、6年目の笹生優花に次ぎ、古江彩佳と並ぶキャリア。今季は同じ黄金世代の畑岡が「TOTOジャパンクラシック」で3年半ぶりに優勝し、勝みなみも何度も初優勝に迫って自己最高の成績を残した。下部エプソンツアーからはい上がってきた原英莉花も加わる2026年は刺激に満ちている。
出場優先順位が最も低いポジションから渋野が追いつき、追い越していくためにやりたいこと、やらなければいけないことは多い。リシャッフルまでの試合数も限られる中、初戦からある程度“仕上がった状態”が求められることも分かっている。「あとは自分がこうなって(上がって)いかないと。前半戦でしっかりポイントを稼いで、後半戦も全部出られるように。やっぱり勝つためにはたくさん準備もしないといけないし、1個目から全力を出し切っていかないと」。命運を握るオフを前に表情を引き締めた。(編集部・亀山泰宏)