今オフロッテを退団していた石川 歩投手(滑川ー中部大ー東京ガス)が14日、オランダのプロリーグ「ホーフトクラッセ」のオー…

今オフロッテを退団していた石川 歩投手(滑川ー中部大ー東京ガス)が14日、オランダのプロリーグ「ホーフトクラッセ」のオーステルハウト・ツインズに移籍することが決まった。

 石川は13年のドラフトで1位指名を受け入団。ルーキーイヤーから3年連続で2桁勝利を挙げ、その後も開幕投手を3度務めあげるなど投手陣の柱としてチームを支えてきた。その後は23年オフには右肩手術を決断し、昨シーズン復帰を果たしたが今季一軍登板はゼロ。10月7日に退団が発表された。

 移籍時には球団が「本人とはコーチ就任の打診を行うなど、話し合いを行ってきましたが現役続行の意向が強いことから、本人の意思を尊重し退団する運びになりました」とコメント。石川も「12年間、本当にありがとうございました。関わっていただいた全ての方に感謝の気持ちしかありません。これからもマウンドで投げていきたいと思いますので引き続き、見守ってください」と感謝を示していた。

 移籍先のオーステルハウト・ツインズは今季リーグ3位。今オフは韓国プロリーグ・KBOで導入された「アジアクウォーター枠」を利用した移籍も増える中、今年37歳を迎えたベテラン右腕が異例の挑戦に出た。