明らかに準備不足だったフルトンの弁明は響くのか(C)Getty Images 失態を演じた元世界王者が悲痛な心境を打ち明…

明らかに準備不足だったフルトンの弁明は響くのか(C)Getty Images
失態を演じた元世界王者が悲痛な心境を打ち明けた。
現地時間12月6日に開催が予定されていたWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチで、王者オシャキー・フォスター(米国)への挑戦者だったスティーブン・フルトン(米国)が2ポンド(約900グラム)超過で計量に失敗。その後、ライト級暫定王座決定戦として両者が対戦し、結果はフォスターが3-0で判定勝利を飾った。WBCによるライト級王座実施という対応も物議を醸したこの一連の騒動では、言うまでも無くフルトンの体重超過が発端。同フェザー級タイトルを保持していたフルトンは、12月11日付で王座を返上している。
フォスターとの試合では精彩を欠く内容で、大差の判定負けを喫したフルトン。その数日後、フェザー級タイトルを手放した決断からは、今回の一戦の結果に対する心情が伺える。また、米メディア『THE RING』では、フルトンが試合後、自身のSNSアカウントに投稿したコメントをフォーカスしている。
現地時間12月13日、同メディアが掲載した特集記事では、「フルトンは意気消沈している」と元世界王者の現状を伝えるとともに、「フィラデルフィア出身として史上初の3階級制覇王者となるはずだったが、数日間の混乱を象徴するように、一方的な判定負けを喫する結果となった」と振り返った。
その上で、「もう一度、集中し直さなければならない」「これは自分の責任だ」といった、フルトンのSNS投稿を紹介。また、「自分のベストにはまったく程遠かった。本当に少しもだ」と試合当日のコンディションへの言及や、今後を見据え、「ファンや応援してくれている人たちには、自分のパフォーマンスを謝りたい。必ず戻ってくるし、もっと良くなって戻る」などとも綴られている。
異例とも言える試合形式なども含め、大きな波紋を呼ぶこととなった今回の一戦。2階級制覇という輝かしい実績を誇るフルトンのキャリアにも、汚点を残す結果となった。自省の便や再起への想いなどファンに向けられたそれぞれの誓いを、今後リング上でどう体現していくのか。厳しい視線が向けられることは必至だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】WBCの異例措置も助けにならず…体重超過の大失態を犯したフルトンのあっけない敗北に嘆きの声噴出「明らかに失敗だ」
【関連記事】「最高の出来事だった」井上尚弥戦後の変化をフルトンが激白 キャリア初の敗戦は「失ったものよりも得たものが大きい」
【関連記事】サウジ決戦で挑戦者ピカソの勝機はなし? 悪童ネリが語った井上尚弥の異次元さ「俺みたいに無謀に突っ込んだら、痛い目に遭う」