男子プロゴルファーの松山英樹が14日、都内のゴルフ練習場でジュニアレッスン会を行った。前週のツアー外競技「ヒーローワー…

松山英樹がレクサスとのジュニアレッスン会を開催した

男子プロゴルファーの松山英樹が14日、都内のゴルフ練習場でジュニアレッスン会を行った。前週のツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」で2025年の自身最終ゲームを白星で飾ったばかり。「一番ね、説得力がある状態で来られたので良かったです」と凱旋ムードが漂う会場で、未来のライバルたちを指導した。

中高生のゴルファーを対象にした「Play Golf with Hideki Matsuyama 2025」は所属先のレクサスとのタッグで、3回目の開催。17人のジュニアひとり一人と打席内で向き合い、悩みに答える形で約2時間にわたってアドバイスを送った。

17人のジュニア一人ひとりを指導

1Wショットの飛距離を伸ばしたいという男子には、「僕はキミと同じ年齢のとき、そんなに飛ばなかったよ」とキャリアを振り返りながら返答した。トレーニングの重要性も説きつつ「とにかくクラブを振ること」と全力でスイングさせる。ラウンド中のメンタルコントロールについて問われると、「緊張しない選手は上位にはいけない。試合で緊張するときのことを考えて練習しよう」と日々の取り組みの見直しを提案した。

スイングチェックをお願いされるよりも、質問攻めにあう時間が長く、「皆さんの話している内容が濃くて、本当に真剣にゴルフをやっていることが分かった」とジュニア選手たちの“考える力”に感嘆する。「僕ももっとしゃべれるようになって、伝えられるように頑張りたい」。その後のトークショーでも熱弁をふるった。

ジュニアレッスン会はオフの恒例イベントに

イベントの狙いは、「世界を夢見る次世代ゴルファーを応援する」こと。近年は学生選手が早くから海の向こうを目指す時代になった。松山も「僕がジュニアの頃とは変わってきている」と志向の違いを感じてやまない。「(ツアーでは)海外に出て活躍する選手が増えて、米女子ツアーは来年(日本人選手)が15人にもなる。米男子も近づいて、来年は5人、6人となると思う。そういう選手が一人でも多く出るように。“世界”をより感じられるようなことをやっていけたら」。10月の日本開催のPGAツアー「ベイカレントCレクサス」直前には、アマチュア予選も実施。ジュニア育成にも引き続き力を注ぐ。

レッスン後のトークショーでも熱弁

本業では2026年シーズンはディフェンディングチャンピオンとして臨むはずだった開幕戦「ザ・セントリー」がマウイ島の水不足で中止となり、翌週の「ソニーオープンinハワイ」(ワイアラエCC)が初戦となる。バハマでのタイトルは自信回復にも繋がった。「状態が悪くないと思っている中で、ずっと良い成績が全然出ていなかった。どういう状態になったら結果が出るのかな…と思っているところで優勝できた。『なんとなく勝っちゃった』という感じもあります。でも、やっぱり状態は悪くなかったと認識できたので本当にうれしい」。言葉でも背中でも、次世代に伝えることがまだたくさんある。(編集部・桂川洋一)

前週はバハマで優勝した