FIAは12月12日、ウズベキスタンのタシケントで年間表彰式を開催。2025年のFIA世界チャンピオンたちが正式にタイト…

FIAは12月12日、ウズベキスタンのタシケントで年間表彰式を開催。2025年のFIA世界チャンピオンたちが正式にタイトルを授与された。

WRCのタイトル授与では、FIAのスポーツ担当副会長で、Mスポーツのディレクターでもあるマルコム・ウィルソンがプレゼンターを務めた。
まず、マニュファクチャラーズ選手権を制したトヨタ・ガズーレーシングWRTのチーム代表、ヤリ‐マティ・ラトバラが呼ばれ、軽やかな足取りで登場。ウィルソンは「お見事だった。トヨタは、フォード(の勝利数)を超えたね」と声をかけながらトロフィーを渡すと、ラトバラは「光栄です」と答えながら受け取った。

その後、ドライバーズ、コ・ドライバーズの上位受賞者が呼び込まれた。ドライバーズ選手権3位のカッレ・ロバンペラは欠席。コ・ドライバー選手権3位のヨンネ・ハルットゥネン、ドライバーズ、コ・ドライバーズ選手権2位のエルフィン・エバンス、スコット・マーティン、そしてドライバーズタイトルを獲得したセバスチャン・オジエ、コ・ドライバーズタイトルを獲得したバンサン・ランデと、すべてがトヨタ勢の顔ぶれで揃った。





トロフィーの授与を受けてラトバラは「素晴らしいシーズンだった。このようなチームと幾度も勝利を重ね、そのなかには1-2-3フィニッシュもあった。もちろん、厳しいチャレンジもあったが、全員が思いきり戦ってくれたと信じている。彼らは、サービスパークではなくステージで戦っているので、それがやりやすかったと思う。みんな紳士だし、何をすべきかをそれぞれが分かっていて、間違った方法でお互いプッシュすることはなかったので、自分もまとめやすかった」とシーズンを振り返った。





セバスチャン・ローブに並ぶ9度目のWRCタイトルを正式に授与されたオジエは、パワーステージでタイトルを意識していたかと問われ「自分としては、タイトルはもう目標ではなかったが、今年はすごく順調に進んだと思う。一番考えていたのは、今でもこうしたマシンをドライビングしていて、素晴らしいチームに囲まれていることの喜びだった。バンサンとのスポット参戦だったが、あのような戦いの末に、いまここにいるなんて、信じられないシーズンだった」とコメント。

「9度目というのは、まだ少し実感できていない感じ。20年近く前にラリーを始めた時には、そんなこと思いもしなかったが、でも今、こうしてここにいる。すべてのFIAチャンピオンたちとともに、ここで祝福を受けることを誇りに思う」

初めてWRCチャンピオンとしてのトロフィーを受けたランデは「なかなか信じがたい状況のシーズンだったが、いま、自分のヒーローと一緒に世界チャンピオンになり、本当に感慨深い。いまはこの時間を楽しみ、あらためてトヨタのみんなに感謝したい」と喜びを表した。