ロッテを退団し、オランダでの現役続行を決めた石川歩(C)産経新聞社 今季限りでロッテを退団した石川歩が、オランダリーグに…
ロッテを退団し、オランダでの現役続行を決めた石川歩(C)産経新聞社
今季限りでロッテを退団した石川歩が、オランダリーグに移籍することが12月14日に明らかになった。同国トップリーグ「ホーフトクラッセ」オーステルハウト・ツインズが球団公式SNSで発表した。
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石川は滑川高（富山）、中部大、東京ガスを経て2013年ドラフト1位で、巨人との競合の末にロッテに入団。翌14年に10勝を挙げ、新人王を獲得した。16年には最優秀防御率に輝くなど、14～16年は3年連続の2ケタ勝利。エースに成長し、17年にはWBC日本代表メンバーに選出された。
23年以降は右肩痛などの故障に苦しみ、今季は一軍の登板機会なし。オフに球団からコーチ就任の打診があったが、現役続行への強い意欲を示し、固辞した。NPB10年で197登板、79勝66敗、防御率3.49の成績を残している。
公式SNSでは「アユム・イシカワが2026年シーズンにホーフトクラッセに加入する。NPBでの10年間、千葉ロッテマリーンズで通算79勝を挙げた後、石川はオーステルハウトへ向かう。2度のオールスター選出、新人王、そしてWBCでの日本代表投手だ」と実績を列挙。「この契約は大きな影響を与えるでしょうか？」と結び、リーグ全体の活性化にも期待している様子だ。
また、投稿した動画には、石川が17年WBC2次ラウンドのオランダ戦に登板した様子や、ドジャース・山本由伸のオリックス時代に投げ合った映像も収められている。1988年生まれの37歳。異国での挑戦に、注目が集まる。
［文／構成：ココカラネクスト編集部］
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