2025年が終わりに近づこうとしている。今年も様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の1年を、都道府県別に振り返っ…

2025年が終わりに近づこうとしている。今年も様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の1年を、都道府県別に振り返ってみたい。

 熊本県では、東海大熊本星翔が「春夏連覇」を達成して、夏甲子園の切符をつかんだ。春季大会で熊本工、文徳などを破って5季ぶりの優勝を果たすと、第1シードで迎えた夏も頂点をつかんだ。準々決勝で秀岳館、準決勝で専大熊本、決勝では有明を破った。初戦から1度もリードされることになく優勝を果たし、堂々の「王者」の戦いで熊本に君臨した。

 甲子園では悲願の初勝利をつかんだ。名門・北海(南北海道)を相手に10対7と打線が機能しての勝利。4度目の出場で初めて初戦を突破した。地元では豪雨の影響を受け応援団が試合前までに到着できないアクシデントも発生したが、ナインらは勝利で地元を励ました。

 秋は熊本工が26季ぶりの優勝。九州大会でも4強入りを決め、来年センバツ出場を濃厚にしている。エース堤 大輔投手(2年)を中心に、堅守の伝統を引き継いだナインが、9年ぶりとなるセンバツの舞台で快進撃を見せることができるか。

 有明は夏秋ともに準優勝に泣いた。九州学院は、まさかの夏初戦敗退に泣いた。その一方で、県内有数の進学校、熊本が22年ぶりの夏8強進出を決めた。3回戦では城北を相手に3対0と快勝するなど快進撃。準々決勝で有明に敗れたが、2対3とあと1歩だった。来年は強豪のリベンジと、進学校の快進撃にも期待したい。