4日前にも楠本泰史氏のスカウト就任を発表 球団が“ホワイト企業”だと話題を集めている。阪神は13日、今オフに戦力外通告を…

4日前にも楠本泰史氏のスカウト就任を発表

 球団が“ホワイト企業”だと話題を集めている。阪神は13日、今オフに戦力外通告を受けて現役引退を決断した漆原大晟氏と川原陸氏が、1月からタイガースアカデミーコーチに就任すると発表した。セカンドキャリアの支援に、SNS上では「超ホワイト企業」「優しすぎだろ」と称賛の声が殺到している。

 漆原は2018年の育成ドラフト1位でオリックスに入団。2023年は16試合の登板で0勝0敗1ホールド、防御率3.00という成績を収めながらも同年に現役ドラフトで阪神に移籍。昨年は自己最多の38登板、1勝4敗、5ホールド、防御率3.89をマーク。今季は11試合に登板して2ホールド、防御率0.00を残すも、10月に戦力外通告を受けた。

 川原は2018年のドラフト5位で阪神に入団。1軍での登板は2024年の1試合に終わり、10月に戦力外通告を受けた。2人とも現役引退を決断したばかりだったが、球団はすぐに新たなポストを用意。未来の野球振興やチーム編成を支える重要な役割を託すことになった。

 9日には同様に戦力外通告を受け、現役引退を決めた楠本泰史氏のプロスカウト就任も発表されたばかり。この一連の発表に、ファンもSNSで即座に反応した。「引退した選手の面倒を見てあげる超ホワイト企業」「ほんまホワイトすぎやろ」「引退したあとも阪神の組織内に居てくれるの本当に嬉しいなぁ」「あったけぇですね。ここの球団は」「いつからこんなホワイト企業に。昔はオフのお家騒動とか恒例だった様な球団だったのに」など、球団の姿勢を喜ぶ声が目立った。(Full-Count編集部)