今週の日曜日は、中山競馬場でカペラステークス(GIII・ダート1200m)が行われます。 過去10年のカペラSでは牡…
今週の日曜日は、中山競馬場でカペラステークス(GIII・ダート1200m)が行われます。
過去10年のカペラSでは牡馬、セン馬が[9-9-9-110]で、牝馬が[1-1-1-19]となっています。勝率や連対率、複勝率だけでなく、単勝や複勝の回収率も牡馬、セン馬の方が牝馬を上回る成績となっています。
過去10年のカペラSはすべて中山ダート1200mで開催されています。直線には急坂が設けられているコースでもありますので、短距離に対応できるスピードと最後の坂をものともしない馬力が求められます。
スピードや馬力は筋肉量が多ければ多い方がいいでしょうし、その点で牡馬やセン馬の方が成績を残しやすいのかもしれません。昨年は牝馬が優勝していますが、過去の傾向から牡馬、セン馬を主軸にする方が的中する可能性は高くなるのではないでしょうか。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走0.4秒以上の差で負けた牝馬(ただし、前走がJBCスプリントだった馬は除く)
[0-0-0-7]複勝率0%
該当馬:カルチャーデイ、ガビーズシスター、スターペスカオリ
(過去の該当馬:19年ゴールドクイーン1番人気5着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。
上位人気が予想されるガビーズシスターが該当しました。
過去10年のカペラSに出走した牝馬を見ると、前走でJBCスプリント以外に出走し0.4秒以上の差をつけられて負けた馬は苦戦する傾向となっています。JBCスプリントでの敗戦は、短距離ダートのトップレベルが集まる一戦での結果。相手関係を考慮すると致し方ないと言えそうです。
該当馬に挙げたガビーズシスターは前走でオーバルスプリントに出走し、勝ち馬から1秒差の4着に終わっています。昨年のカペラSで優勝した本馬ですが、その時は2勝クラスと3勝クラスを連勝中と勢いに乗っていました。しかし、今年は前走で大きな差をつけられて負けていますので、勢いでは昨年の方が上と言えます。
また、前走から斤量が3キロ増となることもプラスとは言えません。前走から一気に斤量が増えますので、それが想像以上の負担となる可能性もあります。このことからも昨年と同様のパフォーマンスに期待するのは少々危険なように思います。
これで人気がなければ多少のリスクがあっても勝負する手はありますが、今年のカペラSも上位人気の一角として出走する可能性が高いですし、大きなリターンに期待ができそうにはありません。人気ほどの信頼はしづらい印象ですし、ここは思い切って本馬の評価を下げて考える方が得策と言えるのではないでしょうか。
重賞レースの参考に、是非お役立てください。