ABLの出塁率リーグ3位&OPS4位まで上昇 またも打棒を発揮した。オーストラリアのウインター・リーグ(ABL)に参加し…
ABLの出塁率リーグ3位&OPS4位まで上昇
またも打棒を発揮した。オーストラリアのウインター・リーグ(ABL)に参加している巨人・石塚裕惺内野手が13日、ダブルヘッダー第1試合で勝ち越しアーチを含む2安打の活躍で勝利に貢献した。OPSはリーグ4位まで上昇し、リーグ公式X(旧ツイッター)も称賛している。
石塚は試合前の時点で打率.339、OPS.929、出塁率.461はリーグ2位をマーク。この日は「1番・遊撃」で先発出場し、第2打席までノーヒットだったが、1-1の同点で迎えた6回の第3打席だった。相手左腕の速球を逆らわずに振り抜き、右中間へ勝ち越し弾を叩き込んだ。9回にもヒットを放ち、マルチ安打の活躍だった。
石塚が3号を放つと、リーグ公式Xは即座に反応。「この選手はアンビリーバブル(信じられない)!」と大絶賛した。ここまで17試合出場で打率.343、出塁率.457、OPS.964と圧倒的な数字を残している。
石塚は花咲徳栄高から昨年のドラフト1位指名で巨人に入団。故障もあったが、ファーム55試合で打率.327、3本塁打、OPS.891と高卒新人とは思えぬ好成績を残した。9月末には1軍に昇格し、初安打も記録。オフはアデレード・ジャイアンツの一員として研鑽を積んでいる。巨人は主砲の岡本和真内野手がメジャーに移籍する可能性が高いなか、若き大砲候補の活躍に注目が集まる。(Full-Count編集部)