菊地は背番号55を背負うことになった(C)産経新聞社 再びの飛躍なるか。 現役ドラフトで巨人から日本ハムに移籍した菊地大…

菊地は背番号55を背負うことになった(C)産経新聞社
再びの飛躍なるか。
現役ドラフトで巨人から日本ハムに移籍した菊地大稀の入団会見が12月12日、本拠地のエスコンフィールドで行われた。
【動画】戻ってきた剛腕!支配下に復帰した菊地はいきなり4連続三振の圧巻ピッチング
会見で菊地は、「自分の持ち味をしっかりアピールして、一日でも早く戦力になりたい」と意気込んだと伝えられた。
菊地は巨人に2021年育成6位入団。新潟県佐渡島出身の初のプロ野球選手ということでも知られる右腕は22年4月に支配下登録されると、150キロ超えの球威のあるストレートとフォークを武器に23年には救援として50登板の実績も持つ。
その後、育成の時期を経て今季は再び支配下に復帰。7登板で防御率1.80と安定したパフォーマンスを示した。
日本ハムといえば育成能力の高さ、獲得した選手を再生させることにも定評がある。
特に新庄監督体制となってからは現役ドラフト、トレード、またFAの人的補償などで移籍してきた選手たちが指揮官のきめ細かいケアで次々と覚醒、まさに現在のチームを支える人材となっている。
第2回の現役ドラフトで獲得した水谷瞬、23年のトレードで中日から移籍してきた郡司裕也、22年オフに阪神とのトレードで獲得した斎藤友貴哉、近藤健介のFA移籍に伴う人的補償で移籍してきた田中正義など、移籍後に新天地で年俸1億超えを果たす選手も複数出ており、「新庄式再生工場」も球界では広く知られている。
菊地の合流をめぐってはファンの間からも早速「楽しみしかない」「えげつない球、投げるからな」「大化け、間違いなし!」と期待の声が続々と出ている。
菊地はハマったときの三振率の高さも持ち味。今季も7登板と出場機会は少なかったが、10イニングを投げ、16奪三振、奪三振率14.40と高い数字を残した。勝ちパターンの投手として定着できるか。新庄監督の起用法、来季のパフォーマンスが注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】現ドラ大成功者からの粋なエール 巨人・田中瑛斗が日本ハム移籍の26歳剛腕へ「来年きくが踊ってるの見るのが楽しみ」
【関連記事】「まさに夢あるな」中日からトレード→移籍3年 年俸10倍の日本ハム27歳捕手が話題「もっと現ドラやトレードが活発になってNPBが盛り上がってほしい」
【関連記事】「三振取れるピッチャーは貴重ですよ」 阿部巨人 疲弊目立つブルペンの"希望の光"、支配下再登録で即4連続三振も話題 レジェンドOBも認めた「ミスターK」の存在感