今年のドラフトで指名された高校生は19名しかいなかった。プロ志望届提出は昨年の159名から大きく減って124名と、高卒プ…

今年のドラフトで指名された高校生は19名しかいなかった。プロ志望届提出は昨年の159名から大きく減って124名と、高卒プロを目指す母数が減ってきている。

 その分、有力球児が進学する傾向が強くなった。U-18代表でプロ志望届を提出すれば、指名が堅かった阿部 葉太外野手(横浜)は早い段階から進学が決定。早稲田大合格が報じられている。阿部に並ぶスラッガーとして騒がれた金本 貫太内野手(東海大相模)は青山学院大への合格が決まった。夏前からプロ志望と報じられていた147キロ右腕・藤本 勇太投手(英数学館)は大学進学へ切り替えた。
 中央大は健大高崎の下重賢慎投手など3名のU-18代表の合格を発表。拓殖大、仙台大などが新入生を公開。拓殖大は選抜ベスト4左腕・石戸颯汰投手(浦和実)、仙台大は147キロ右腕・松田 収司投手など全国レベルの逸材が多く入学した。
 これから公開される各大学の新入生に注目だ。