ドジャースのユニホームを着て入団会見に臨んだエドウィン・ディアス(C)Getty Images メッツからドジャースに移…

ドジャースのユニホームを着て入団会見に臨んだエドウィン・ディアス(C)Getty Images
メッツからドジャースに移籍したエドウィン・ディアス投手が、現地時間12月12日に本拠地のドジャースタジアムで記者会見を行った。3年6900万ドル(約107億円)の大型契約で新守護神として期待される右腕は、背番号「3」に決まった。
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通算520試合の登板で、現役最多253セーブの成績を誇るディアスは、22年からメッツと5年契約を結んだ。しかし、3年でオプトアプト(契約破棄)し、今オフにFAとなっていた。
そんなディアスは記者会見と同日に、自身のSNSを更新。「ニューヨーク、ニューヨーク。眠らない街。そして、いつだって自分を形づくってくれた場所。この街で過ごした7年間、本当にありがとう」と古巣ホームへの感謝を記した。
右腕は続けて「メッツファンのみんな、(在籍)7年の間に注いでくれた愛情と支えに心から感謝している。メッツのユニホームに袖を通し、クイーンズでトランペットを響かせてくれたことは、自分にとって最大の名誉だった」と感慨を込めた。
「トランペット」とはディアスの代名詞となっている登場曲「Narco」を奏でる楽器であり、同曲を手掛けたオーストラリア出身の演奏家のティミー・トランペットを指す。今ではメジャー屈指の人気で、ディアスが投稿した動画の冒頭も、「Narco」が流れる中で、グラウンドに入場する場面だ。
地元メディアの間では、メッツ首脳陣が大量に更迭されたことに、ディアスが不満を持ったとされるが、SNSでは恨みつらみはなし。「オーナー、コーチ、スタッフ、チームメート、そして家族とともに出会ってきたすべてのファンに感謝している。みんなはこれからも、僕たちの旅路の特別な一部だ」とつづった。
そして最後はドジャースのファンに向け、メッセージを送った。「ロサンゼルス、すぐに会おう。ドジャースタジアムで、またトランペットを鳴り響かせる準備をしておいてくれ」と呼びかけた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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