昨季は124試合に出場した外野守備の名手を獲得 ドジャースは12日(日本時間13日)、前ブレーブスのマイケル・シアニ外野…

昨季は124試合に出場した外野守備の名手を獲得

 ドジャースは12日(日本時間13日)、前ブレーブスのマイケル・シアニ外野手をウェーバーで獲得したと発表した。先に契約合意が米メディアで報じられていたメジャー通算253セーブの大物エドウィン・ディアス投手の正式な入団発表より先となったため、ファンからは思わぬ反応が飛び出す事態となった。

 26歳のシアニは2022年にレッズでメジャーデビューし、2023年途中にカージナルスに移籍した。昨季は124試合に出場し、打率.228。今季は19試合出場で打率.235だった。キャリア通算152試合、1014イニングの出場で失策ゼロという好守も持ち味だ。

 だが、ドジャースファンの注目はディアス入団の正式発表に集まっており、シアニ獲得はその3時間前の発表だった。さらに一部の米メディアは2年連続のサイ・ヤング賞左腕タリク・スクーバルをドジャースがトレードで獲得を狙っていると報じていることから、シアニの獲得発表はまさに全くの予想外だった。

 このためSNSではシアニ獲得の一報に肩透かしを食らったファンも多数。「誰?」「ディアスとスクーバルの獲得を発表せよ」「これはスクーバルやディアスではない」「スクーバルの獲得かと思って、叫びかけたよ」「誰や君は……大物来たかと出勤前にびびらすな」などの反応が相次いだ。また「もしかしたら将来のトレードで使われそう?」「これがテオのトレードを意味しないことを願っているよ」「スクーバルのためのトレードの駒か」などの憶測も飛び交っている。(Full-Count編集部)