ディアスの守護神起用をGMが明言 ドジャースは12日(日本時間13日)、メッツからFAとなっていたエドウィン・ディアス投…

ディアスの守護神起用をGMが明言

 ドジャースは12日(日本時間13日)、メッツからFAとなっていたエドウィン・ディアス投手の獲得を正式発表した。この日、入団会見を行い、同席したブランドン・ゴームズGMが守護神として起用する方針を認めた。地元メディア「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は「チームがその役割を1人の投手に厳密に割り当てるのは久しぶり」とその対応に驚いている。

 31歳のディアスは160キロを超える直球、鋭いスライダーを武器に、現役選手では3番目となる通算253セーブを誇る。今季はメッツで62試合に登板して6勝3敗23セーブ、防御率1.63の成績だった。3年6900万ドル(約107億円)の契約はリリーフ投手としては年平均で史上最高額となる。

 ドジャースは昨オフ、守護神候補としてタナー・スコット投手と4年7200万ドル(約110億1700万円)の大型契約を結び、ブレイク・トライネン投手、カービー・イェーツ投手ら実力のある救援陣も獲得した。一方で、スコットは今季10度のセーブ失敗など大苦戦。他の救援陣も軒並み乱調で、プレーオフでは佐々木朗希投手が守護神の役割を果たした。

 球界最強ともいえる大物リリーバー。ドジャースとしては昨季の反省を生かし、守護神を固めて3連覇を目指す。(Full-Count編集部)