12月13日(土)は中山・阪神・中京の3場開催。12日正午の馬場状態は、3場全て芝ダート共に良となっている。■中日新…
12月13日(土)は中山・阪神・中京の3場開催。12日正午の馬場状態は、3場全て芝ダート共に良となっている。
■中日新聞杯でファミリータイムが重賞初制覇へ
中京11Rは芝2000mの中日新聞杯(GIII)。ファミリータイムは2走前の美濃特別、前走のムーンライトHと連勝。本格化ムードで勢いがあり、ここは3連勝での重賞初制覇を狙う。対するは3走前の小倉記念で2着に入り重賞でも通用する能力を示しているシェイクユアハート、前走の魚沼Sを勝ち上がった良血馬シンハナーダなど。
■リゲルSは実績上位のランスオブカオスが中心
阪神11Rは芝1600mのリゲルS(L)。ランスオブカオスは2歳時に朝日杯FSで3着の実績がある。今年に入ってからもチャーチルダウンズCを勝利し、続くNHKマイルCでも5着と掲示板を確保。前走のスワンSでも3着と好走しており、このメンバーなら実績上位だ。対するはドバイターフを制したヴィブロスを母に持つ良血馬シヴァース、前走が見どころ十分のブルーミンデザインなど。
■常総Sでワイドアラジンが巻き返しを図る
中山11Rは芝1800mの常総S(3勝)。ワイドアラジンは休み明けの前走は6着と振るわなかったが、3走前の阿武隈Sで2着とクラス上位の力を見せている。ひと叩きされたここは押し切りまで十分。対するは大崩れが少ないマイネルブリックス、休み明けを叩かれて巻き返しを期するグーテンベルクなど。
■阪神12Rでセナスタイルが必勝を期す
阪神12Rは芝1800mの3歳上2勝クラス。セナスタイルはオークス馬ヌーヴォレコルトを母に持つ良血馬で、ローズS3着から秋華賞に駒を進め、5着と健闘した。自己条件で必勝を期す。対するは前走同級2着のウィルサヴァイブ、前走で強敵を破ったアラベラなど。
■アクアラインSは連勝中のワンダラーに勢い
中山10Rはダート1200mのアクアラインS(3勝)。ワンダラーは2走前の1勝クラス、そして前走の2勝クラスと、条件戦を連勝。今回は昇級戦となるが、中山ダート1200mは得意の舞台であり3連勝を狙う。対するは前走フルーツラインCで3着のブレーザー、現級で複数回上位に好走しているエンヤラヴフェイスなど。
■赤穂特別はゴッドエスパーダが今度こそ
阪神10Rはダート2000mの赤穂特別(2勝)。ゴッドエスパーダはユニコーンSこそ11着に敗れたが、その後は両津湾特別3着、平場の前走で2着と現級では安定した走りを見せている。堅実な差し脚が魅力で、今回のメンバーなら勝ち負けが期待できる。対するは現級で2着2回のソウルアンドジャズ、前走勝ち上がったアートレスマインドなど。
■鳴海特別は安定感あるアラレタバシル
中京10Rはダート1800mの鳴海特別(2勝)。アラレタバシルは堅実で破壊力のある末脚が魅力。このメンバーでも力上位で、勝ち負けに持ち込める。対するは前走2着のポッドフォルク、前走日進特別3着のワンダースティングなど。
■エリカ賞はクロノジェネシスの仔ベレシートに注目
阪神9Rは芝2000mのエリカ賞(1勝)。ベレシートは有馬記念などを制した名牝クロノジェネシスの仔。デビュー戦となった前走の小倉5R新馬戦では、芝1800mを母譲りの末脚で差し切って快勝した。距離延長も問題なく、連勝の期待がかかる。対するは芝2000mの未勝利戦を快勝したブレナヴォン、前走札幌で未勝利を勝ったストロベリーツリーなど。
■つわぶき賞で良血マルガが巻き返しを狙う
中京9Rは芝1400mのつわぶき賞(1勝)。マルガはGI・3勝馬ソダシやスプリンターズS覇者ママコチャの半妹という良血。新馬戦を勝利し、続く前走のアルテミスSでは5着に敗れたが、自己条件ならスピード上位。巻き返して2勝目を狙う。対するは前走ファンタジーSで5着のベレーバスク、新馬勝ち後にりんどう賞4着のアイニードユーなど。
■黒松賞は新馬勝ちのディヴァインスカイ
中山9Rは芝1200mの黒松賞(1勝)。ディヴァインスカイは前走の福島芝1200mの新馬戦を快勝。今回は中山へのコース替わりとなるが、前走の内容から期待が持てる。連勝を狙う。対するは前走カンナSで3着のヤマメライズ、自己条件で巻き返しを期すマーブルパレスなど。
■阪神7Rでサリオスの半妹サリエンテが初勝利を狙う
阪神7Rは芝2000mの2歳未勝利。サリエンテは朝日杯FSを制したサリオスの半妹。デビュー戦となった前走の京都芝2000mの新馬戦では2着と惜敗。叩いた上積みが見込め、初勝利のチャンスだ。対するは同じ新馬戦で3着のスフィダンテ、2戦連続2着のパーヴォなど。
■中山5Rの新馬戦でセレクトセール2億1000万円のセツナサ、アスクワイルドモアの半妹アグアフレスカなどがデビュー
中山5Rは芝1800mの新馬戦。半兄に22年京都新聞杯を勝ったアスクワイルドモア(父キズナ)がいる、ブリックスアンドモルタル産駒のアグアフレスカが北村宏司騎手でデビューする。また、セレクトセール1歳2億1000万円(税抜き)サートゥルナーリア産駒のセツナサがT.マーカンド騎手でデビューする。
■中山6Rの新馬戦でダンツキッスイの半弟ノーブルウェザーなどがデビュー
中山6Rはダ1800mの新馬戦。半兄に08年アーリントンCを勝ったダンツキッスイ(父シンボリクリスエス)がいる、ロジャーバローズ産駒のノーブルウェザーが舟山瑠泉騎手でデビューする。
■中京5Rの新馬戦でディアドラの全弟イベントホライゾンなどがデビュー
中京5Rは芝2000mの新馬戦。セレクトセール1歳2億8000万円(税抜き)、全姉に17年秋華賞などGI2勝を含む重賞5勝を挙げたディアドラ(父ハービンジャー)、半兄に23年きさらぎ賞を勝ったフリームファクシ(父ルーラーシップ)がいる、ハービンジャー産駒のイベントホライゾンが松山弘平騎手でデビューする。
■阪神5Rの新馬戦でセレクトセール5億2000万円のサガルマータ、ジェンティルドンナの仔アルジェンテーラなどがデビュー
阪神5Rは芝1800mの新馬戦。13年ジャパンC(GI)などGI・7勝を含む重賞9勝を挙げたジェンティルドンナの仔で、半姉に22年エリザベス女王杯など、重賞2勝を挙げたジェラルディーナ(父モーリス)がいる、ドレフォン産駒のアルジェンテーラが団野大成騎手でデビューする。また、セレクトセール当歳5億2000万円(税抜き)で、コントレイル産駒のサガルマータが川田将雅騎手でデビューする。
■節目の勝利までわずか
松若風馬騎手、JRA通算500勝まであと1勝、阪神で4鞍に騎乗。