【UEFAチャンピオンズリーグ】レアル・マドリード 1-2 マンチェスター・シティ(日本時間12月11日/サンティアゴ・…

ハーランドvsリュディガーのバチバチマッチアップ

【UEFAチャンピオンズリーグ】レアル・マドリード 1-2 マンチェスター・シティ(日本時間12月11日/サンティアゴ・ベルナベウ)

【映像】ハーランドvsリュディガーのバチバチマッチアップ

 欧州最高峰の舞台で、ラグビーのような競り合いが発生した。190cmオーバーの2選手が繰り広げた怪物対決がファンの間で話題になっている。

 日本時間12月11日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節で、レアル・マドリードとマンチェスター・シティが対戦。試合はアウェイチームの逆転勝利となった。1-1で迎えた40分、激しすぎるマッチアップが勃発する。

 逆転を狙うマンチェスター・シティが左サイドから攻め込み、クロスを上げる。これに反応したのは、195cmのFWアーリング・ハーランドとレアル・マドリードの190cmのDFアントニオ・リュディガーだ。ハーランドが前に入って合わせようとしたが、リュディガーが身体を抱え込むように密着マーク。すると、両者はダイブするように同時に倒れ込み、ボールが流れた。

【映像】ハーランドvsリュディガーのバチバチマッチアップ

 解説・林陵平氏は「ハーランドのポジション争いだと思うんですけど、一瞬でも隙を与えてフリーにすると、決めてくる力があるので、ギリギリのところまで付いていますよね。リュディガーもクロスが上がってくる前から身体を当ててポジションを取らせないようにしていますよね」とコメントした。

 その後、マンチェスター・シティ陣営がファウルを主張。レフェリーはVARとのコミュニケーションを取り、OFR(オンフィールドレビュー)で確認することに。

 林氏が「(ラウール)アセンシオとリュデュガーは、ポジション争いやボールの関係ないところで茶々を入れることが好きなタイプですから。これもセンターバックとして必要なもの。センターフォワードからすると、嫌ですよね。でも、ハーランドからしたらファウルを取ってもらえないとキツイと思います。本当にギリギリの攻防だと思いますけど、VARがある時代なので見られちゃうと…」とプレイヤー目線で述べた。
 
 激しすぎるせめぎ合いに、ファンもSNS上で「めっちゃ掴んでるやん」「これはファウルやろ」「怪物大戦争w」「別にこれくらい大丈夫やろ」「抱き抱えてるやん」「ラグビーかよ」と興奮している。

 最終的なジャッジはリュディガーのファウルで、マンチェスター・シティにPKを与えるものだった。そして、ハーランドが大ブーイングの中でもGKの逆を突き、冷静にネットを揺らして逆転勝利に導いた。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)