【UEFAヨーロッパリーグ】フライブルク 1-0 ザルツブルク(日本時間12月12日/オイローパ=パルク・シュタディオン…

問題のシーン

【UEFAヨーロッパリーグ】フライブルク 1-0 ザルツブルク(日本時間12月12日/オイローパ=パルク・シュタディオン)

【映像】超危険エルボーから大量出血の一部始終

 ヨーロッパリーグ(EL)で接触プレーから大量出血するアクシデントが勃発した。

 日本時間12月12日のELリーグフェーズ第6節で、フライブルクとザルツブルクが対戦。スコアレスで迎えた35分、試合の流れに大きな影響を与える危険なプレーが発生した。

 フライブルクのMF鈴木唯人のシュートが枠を外れ、ザルツブルクのゴールキックでプレーが再開。GKアレクサンダー・シュラガーのロングフィードをザルツブルクのFWペタル・ラトコヴとフライブルクのMFマクシミリアン・エッゲシュタインが空中で競り合うと、前者の肘が後者の顔面に直撃。エッゲシュタインは顔面から大量に出血し、その場でメディカル班による治療が行われた。

 当初、ラトコヴにはイエローカードが提示された。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の助言を受けた主審が、OFR(オン・フィールド・レビュー)で該当のシーンを確認する。リプレイ映像でラトコヴの肘を振る場面を何度か見返した主審は、イエローカードを取り下げてレッドカードを提示。一発退場となった。

「呆れる」の声も

治療するエッゲシュタイン

 リプレイ映像を見た解説の宮澤ミシェル氏は、「これは肘を振っている。振ってはいけない。その前に色々なやり合いがあったのかもしれないですが、これはダメですね」とラトコヴに苦言を呈した。この場面はSNSでも話題を集め、日本はもちろん海外ファンからも「この肘は退場だなさすがに」「退場後になんで笑ってる?」「呆れる」「今大会終了だな」「鼻を殴った…」「退場だな」など騒然となった。

 逆転でのリーグフェーズ突破に向けては勝利が必須だったザルツブルクだが、数的不利になったことで防戦一方な展開に。50分にはセットプレーから失点し、0-1で手痛い敗戦を喫した。

(ABEMA/WOWSPO/UEFAヨーロッパリーグ)