元エンゼルスの変則サイド右腕ハーゲットが先発へ配置転換 元エンゼルスでロッキーズのジミー・ハーゲット投手は来季、先発転向…
元エンゼルスの変則サイド右腕ハーゲットが先発へ配置転換
元エンゼルスでロッキーズのジミー・ハーゲット投手は来季、先発転向すると米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が伝えた。2019年にメジャーデビューし、ブルペンで躍動してきたサイド右腕。米メディアも注目の配置転換となっている。
32歳のハーゲットは2021年途中からエンゼルスに加入した変則サイド右腕。しかし、2024年は苦労の1年に。4月下旬にエンゼルス、9月中旬にブレーブス、11月上旬にはカブスのメジャー出場前提の40人枠を外れる措置を取られ、昨オフにウェーバー公示を経てロッキーズへ移籍した。
新天地では躍動した。カーブ、スライダー、シンカーを武器に自己最多59試合登板で1勝2敗9ホールド、防御率2.48と安定した成績をマーク。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「リリーバーのハーゲットは来季へ向けて先発投手として準備する見通しだ。31試合で1イニング以上の登板をしている」などと伝えた。
キャリア通算の先発はわずか3試合。しかもオープナー起用も含まれる、それでも、トレード・ルーマーズは「独特の投球フォームが成功の一因となっていると見られ、打者と複数回対戦する先発でどうなるかは興味深い」。メジャー8年目となる来季へ期待を込めた。(Full-Count編集部)