第98回選抜高校野球大会は来年3月19日に開幕 日本高野連は12日、来年3月19日に開幕する第98回選抜高校野球大会の「…
第98回選抜高校野球大会は来年3月19日に開幕
日本高野連は12日、来年3月19日に開幕する第98回選抜高校野球大会の「21世紀枠」の各地区候補9校を発表した。東海地区からは三重県屈指の進学校、四日市が選出された。「これはアツすぎる」「おおマジか」と高校野球ファンの期待も高まっている。
四日市は1899年創立の公立校。甲子園には春1度、夏2度出場し、夏初出場となった1955年は県勢初の頂点に立った。ただ、1967年夏を最後に甲子園出場はなし。今年の夏大会も2回戦で敗れたが、秋の三重県大会は準々決勝で昨春センバツに出場した宇治山田商をタイブレークで下すなど、4位に入る躍進を遂げた。
文部科学省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」という、未来を担う科学技術系人材を育てる取り組みを行う高校に指定されているなど、文武両道を掲げる進学校。今春は東大や京大へ現役合格の生徒を複数輩出した。
59年間遠ざかる聖地に、四日市が“前進”したことに、「21世紀枠に四日市ほんまにアツすぎる」「期待が高まる」「野球と両立させるのも大変かなぁと言う気持ちするけど選抜出場してほしい」「選ばれて欲しい」「楽しみだ」などとファンも注目している。
他にも春夏通算7度の甲子園出場を誇る県立校の上尾(埼玉)、高偏差値を誇り、今年の長崎大会で準優勝を果たした長崎西などが選出された。選考委員会は来年1月30日に行われ、一般選考の30校とともに21世紀枠も決定される。(Full-Count編集部)