2024年はマイナーで19HR、昨季は3Aで22発 新たな助っ人が海を渡るようだ。ツインズは10日(日本時間11日)、カ…
2024年はマイナーで19HR、昨季は3Aで22発
新たな助っ人が海を渡るようだ。ツインズは10日(日本時間11日)、カーソン・マカスカー外野手をリリースしたと発表した。米移籍大手メディア「MLBトレード・ルーマーズ」によると、具体的な国や球団名などの詳細は明らかになっていないものの「アジアでのプレーを予定」しているという。NPBか韓国プロ野球(KBO)で開花を目指すことになりそうだ。
28歳のマカスカーは大学卒業時にはドラフト指名されず、2021年と2022年は独立リーグでプレーした苦労人だ。2023年6月にツインズとマイナー契約を結ぶと、昨季は2Aと3Aで計123試合出場し、打率.282、19本塁打、OPS.841をマーク。今季は3Aの106試合で打率.246、22本塁打を記録。5月にはメジャーデビューを果たした。
メジャーでは16試合で打率.172、0本塁打1打点、OPS.372と結果を残せず。「MLBトレード・ルーマーズ」も「少ないサンプル数ながら印象的なものではなかった」と指摘する。それでも、マイナーでは計1146打席に立ち、打率.265、出塁率.335、長打率.494、wRC+119をマークした。飛躍を目指す来季だが、同メディアは「2026年の大半をマイナーで過ごすことになっていた」と占う。ツインズは外野に有力選手が多く、28歳大砲候補の立場は決して安泰ではない。
それゆえ、アジアで出場機会を目指すことは自然な流れだった。「MLBトレード・ルーマーズ」は「マカスカーはおそらく現在よりも高額な年俸保証と、自分の実力をアピールするための定期的な出場機会を確保できるでしょう。もし新天地で成功を収めることができれば、それを足がかりとして北米球界への復帰や、他リーグでのさらなるチャンスにつなげることができるかもしれません」と、大きな決断の行方を見守っている。(Full-Count編集部)